Bambooの新シリーズは、従来のペンによる操作のほか、タッチセンサーを搭載することで、タッチパッドのように指で直接触れて操作する機能が加わった。タッチは2本指による操作に対応するのが特徴となっている。ワコムは、指とペンによる操作に対応するコンシューマ向けタブレット「Bamboo」シリーズ4機種7モデル。価格はいずれもオープンプライス。
ワコムは、従来のペンに加えて、タッチ操作に対応したタブレットを開発。 「タッチは五感のうちの1つで、人間の感性に訴えることができる。ロジックを超えて感性に近いところにあり、好奇心や冒険心などを誘う。そういった観点から、今回新たにタッチを採用することで、新しいユーザーインターフェイスのカテゴリを創出できるものだと考えている」と語った。このSocial CreativesにBambooを使ってもらうことで、インスピレーションが生まれ、直感的に自分らしさを表現できるとした。 従来のペンによる操作に加え、タッチパッドのように指で直接触れて操作する機能が加わった。2本の指を使ったマルチタッチによる操作も可能で、ドラッグ、右クリック、スクロール、進む/戻る、拡大/縮小、回転操作ができる。
ペン入力の仕様は、分解能が0.01mm、精度が±0.25mm、速度が最高133ポイント/sec、読取可能高さが7mm、筆圧レベルが1,024段階。ペンを本体に近づけると、タッチセンサーは自動的にオフになるので誤動作することはない。なお、最下位モデルのBamboo Touchのみペン入力非対応となる。
既存のBambooとの主な違いは、本体デザイン、筆圧が512段階から1,024段階に向上、付属アプリケーションのバージョンアップ、USBケーブルが直づけに変更、表面シートの耐久性向上、マウスが付属しないなど。 Google Earthの直感的な操作や、LoiLoScopeを使った動画編集、プレゼンテーションの資料作成などBambooの操作性の良さをアピール。 直販価格は、Bamboo Touchが6,980円、Bambooが9,980円、Bamboo Fun Smallが12,980円、同Mediumが19,980円、Bamboo Art Masterが20,980円。