今回のリース契約では、東京日産のPOPが使えず、新しく日産のハイグレード車用のプレミアム・リースにスカイライン・クロスオーバー用意されていました。これに切り替える際に、本来なら日産POPの契約3年目の新車乗り換えの際には、10万円の乗換費用が必要と言われていたのですが、ムラーノが3年間で走行距離12000キロしかなかったことから、スカイライン・クロスオーバーの契約では値引きとして費用の負担なしで契約をする事ができました。
今回のリース契約では、他税金や保険すべてリースに含んだ形で、実質、初期費用はETCのセットアップ代の2400円だけで、新車のスカイライン・クロスオーバー2WDTypePを手に入れることができたのです。
スカイライン・クロスオーバーのファーストインプレッションですが、最初に納車の際に、車が来るシーンから印象が大分イメージとは違い、車高が高いなと思ったのが一番です。ムラーノよりも低くセダンと同じ程度と思っていたのですが、駐車場に並ぶ他のクルマと比べると、はやり新カテゴリーのSUVなのでしょう。車高は若干高めで、スタイリングも他車とは違う雰囲気を持っていました。
納車の説明で、何よりも複雑なのは標準装備されたCarWingsのナビシステムで、携帯電話とブルーツゥースで繋がるだけではなく、オペレーターとの会話で目的地の設定や管理が可能なことでしょう。
またドライビングシートの設定やその機能を理解するだけで、かなりの時間を要してしまいましたが、実際に使いこなすには、困った時に分厚いマニュアルを読み返す必要がありそうです。
さて、ムラーノに搭載していた荷物などそのままスカイライン・クロスオーバーに積載しようと思っていたのですが、はやり荷物室の容量は少なく、幅よりも室内の高さが減少していることから、前のように荷物を満載という形にはできないようです。
また、全席センターの小物入れもムラーノでは駐車場の自動開閉カードなど手に取る小物を置く場所が手元にあったのですが、今回はひじ掛けの中にしまうしか方法が無いようでした。
このひじ掛けの中に、USB端子やAV端子が用意されているため、iPodをAPPLEのケーブルで簡単に繋ぐことができるのはとても助かります。iPod本体の操作もセンターコンソールでほとんど iPod と同じ操作が実現できるため、運転中でも違和感なく iPod に入れた好きな曲を見つけ出して愉しむことが可能です。
車内は、運転席は快適で、二人までドライビングシートの位置やハンドルの位置を記憶させておく機能がありので、車のエンジンをスタートさせると自動で席がドライビング・ポジションに移動してくれます。最初は一瞬驚くのですが、これはレストランで椅子を用意してくれるサービスのようにも思えてきて、ちょっと嬉しい感じがします。
しかし、後部座席はムラーノ時代とくらべて車高が10cm低くなったこと以上に室内が狭く感じ、左右の余裕もなくなったため圧迫感がありますが、センターのひじ掛けがムラーノでは日本人体型では高く使いにくかったものが、逆に使いやすく感じて総合的には快適性がアップしたように思えてきます。
もう1点、残念なのは後部座席の乗り降りに際して、車のドアが広くなったのか?車幅が狭く駐車場では左右に余裕があるはずですが、実際には隣の車とのドアを開けた際の余裕があまりなく、乗り降りに際して深い姿勢から降りる際に、出口が狭く感じるためドアをより広く空けようとして隣のクルマに当たりそうに思えます。これはスタイル優先のデザインだから仕方ない?
さて、車のハンドリングですが、これはムラーノに乗っていたこともあり、幅で10cm、全長で20cmも短くなったことで、印象としては軽快になり左右前後の見通しもよく快適でした。ムラーノのCVTとは違い、7速ATは変速のショックが若干感じられますが、それ以上の加速の印象が強く、排気量3500ccのムラーノと3700のクロスオーバーの200ccの違い以上に、エンジンのチューニングがよりスポーティになっていることを体感できます。
加速時のスピードの上昇は、ムラーノとは比べ物にならない加速で、街中で乗る車に必要ないかなと。。。しかしこの運動性能は高速道路ではとても快適で安心できる乗り心地を期待させるものでした。9月後半のシルバーウィークでは、是非遠出する予定なので、高速道路で真価を発揮してくれるとワクワクしています。
もうひとつ駐車時のアラウンドモニターも非常に出来がよく、運転時には左右のバックミラーで見ながらバックビューモニターのみで駐車する癖がムラーノでありましたが、そのままでも左右の幅に余裕があるため、快適な駐車が可能でした。しかもアラウンドモニターを見る余裕ができる段階で確かめても、駐車スペースにきっちり入れることができるので、車を換えたことで良い効果があったと思う瞬間です。
今回の納車に際して、ひとつだけ無駄なモノを搭載しました。
先日限定2424個だけ販売された「24」シリーズのレーダー探知機を、うっかり購入してしまったんですが、これをドライビングコンソールの右前にセットしてもらいました。車のrン人をスタートすると、24のOPシーンのカウントダウンが始まり、ジャックの声(日本語吹き替えジャック:小山 力也、クロエ:林 真里花)がドライビングをサポートしてくれるのです。
走っている最中もレーダーがいろいろとジャックやクロエの声でアドバイスしてくれるのは楽しかったです・・・正直、いつまで楽しめるのか?は不明ですが。。。その内うざいっておもうかなとは思ってます。
納車当日は近くのガソリンスタンドに給油に行き、そのまま環八を走り買いものに出かけた程度のお出かけでしたが、今後、長距離の移動や運転の疲れなどどう感じるかもレポートできればと思っています。
燃費や今回のリースでは定期点検を含まない形で契約しましたので、点検などの際にもレポートが追記できばと考えています。