2009年F1世界選手権第13戦イタリアGPは、公式予選を迎えた。予選開始直前のコンディションは、気温26℃、路面温度40℃、湿度33%、晴れのドライコンディションとなっている。 チャンピオンシップも残り5戦となり、タイトルを争うブラウンGPにとってはどれも落とせないレースばかりだ。ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロは午前のセッションこそ無難な結果を残したが、バトンはいくつかのトラブルに見舞われて予定していたロングランを行えなかった。両ドライバーともクルマのバランスに満足しておらず、残された課題は多いままだ。
公式予選Q1:ライコネンがトップ、ウィリアムズの2台が脱落 午前のセッションでクラッシュを喫したフィジケラは、クルマを修復して予選に参加している。 セッション開始 まず最初にフィジケラがコースに出て行った。彼はソフトタイヤを履いている。続いてライコネンとリウッツィもコースに出て行った。ライコネンとリウッツィはハードタイヤを履いている。
公式予選Q1の結果は、ライコネン、ハミルトン、バトン、バリチェロ、コヴァライネン、ヴェッテル、スーティル、リウッツィ、ハイドフェルド、アロンソ、ウェーバー、フィジケラ、グロージャン、クビサ、トゥルーリとなり、ここまでがQ2進出を果たした。
16番手以下のグロック、中嶋、ロズベルグ、ブエミ、アルグエルスアリはQ1敗退となった。 公式予選Q2:バトンがトップ、BMWの2台にトラブル発生 2009年F1世界選手権第13戦イタリアGPは、公式予選Q2へ進んだ。セッション開始直前のコンディションは、気温26℃、路面温度40℃、湿度32%、晴れのドライコンディションとなっている。 セッション開始 バトン、ライコネン、フィジケラ、クビサ、ハイドフェルド、ウェーバー、スーティル、リウッツィ、バリチェロ、トゥルーリもコースに出ている。バトンはハードタイヤ、フィジケラはソフトタイヤを履いている。
公式予選Q2の結果は、バトン、ハミルトン、バリチェロ、スーティル、リウッツィ、ウェーバー、ライコネン、アロンソ、コヴァライネン、ヴェッテルとなり、ここまでがQ3進出となった。トップ5はいずれもメルセデスエンジン搭載車だ。
11番手以降のトゥルーリ、グロージャン、クビサ、フィジケラ、ハイドフェルドがQ2敗退となった。 イタリアGP予選 ハミルトンがPP、スーティルがフロントロー アロンソが3番手に飛び込んだ。スーティルは1分24秒261でトップに立った。ライコネンはスーティルを上回れず2番手となった。ハミルトンはセクター1、2を最速タイムで通過し、1分24秒066でトップに立ってポールポジションを獲得した。
公式予選 Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time 1 L・ハミルトン マクラーレン 1:24.066 2 A・スーティル フォースインディア 1:24.261 3 K・ライコネン フェラーリ 1:24.523 4 H・コヴァライネン マクラーレン 1:24.845 5 R・バリチェロ ブラウンGP 1:25.015 6 J・バトン ブラウンGP 1:25.030 7 V・リウッツィ フォースインディア 1:25.043 8 F・アロンソ ルノー 1:25.072 9 S・ヴェッテル レッドブル 1:25.180 10 M・ウェーバー レッドブル 1:25.314 11 J・トゥルーリ トヨタ 1:23.611 12 R・グロージャン ルノー 1:23.728 13 R・クビサ BMW 1:23.866 14 G・フィジケラ フェラーリ 1:23.901 15 N・ハイドフェルド BMW 1:24.275 16 T・グロック トヨタ 1:24.036 17 中嶋 一貴 ウィリアムズ 1:24.074 18 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:24.121 19 S・ブエミ トロロッソ 1:24.220 20 J・アルグエルスアリ トロロッソ 1:24.951