ブラウンGPの未来は明るいようです。メルセデスがブラウンGP株式のうち75%を獲得して、2013年にはブラウン・メルセデスGPが誕生することになりそうです。なぜ?2013年まで待つのかと言えば、今提携中のマクラーレンとの契約が2012年まで残っているからなのです。
ブラウンGP株をメルセデスが取得へ 2009年のF1GPは波乱の幕開けでした。2008年末にホンダF1が撤退を表明して、残されたドライバーとクルーはF1に参戦出来ない状況となってしまいました。このイギリスに本拠地を置くブラウンGPの前身は、昨年12月に財政難からF1撤退を表明したHonda。元フェラーリのテクニカル・ディレクター、その後 Hondaのチーム代表という経歴を持つロス・ブラウン氏がマネージメント・バイアウト(親会社からの独立)という形で再生させ、ホンダも2009年の運営費を80億出すことを条件にレースへの参加が実現し、その結果は開幕レースからブラウンGPの独走と言う形で、スタートしました。
メルセデスが12年までにF1ブラウンGPの株の75%を取得することで合意したことを、ドイツのモータースポーツ専門誌が報じた。メルセデスは11年までマクラーレンと資本提携契約があるため、それまではUAEにあるオーナー企業「アーバル」が株を保有するという。ブラウンGPは昨季までのホンダを引き継いだチーム。メルセデスは今季、ブラウンGP、マクラーレンのほか、フォースインディアにもエンジンを供給している。