日本が期待され来年の米スペースシャトル退役後には、ISS(宇宙ステーション)への物資輸送を担うこととなる国産新大型ロケット「H2B」1号機を打ち上げ、無事に成功したようです。本当はライブ中継見ようかと思っていたんですが、寝てしまいました。。。
今回の無人補給機「HTV」の打ち上は、ISSへの物資輸送の目的で開発がスタートしたが、JAXAでは将来地球への帰還も可能な有人宇宙船への足掛かりとしての目標も併せ持っている。 日本の宇宙開発は、ISSへの物資輸送の一翼を担う新時代が始まった。実験に参加するだけの立場から一歩踏み出し、各国の物資を運ぶ重い責任を負う。 これまで日本は実験棟「きぼう」の施設をすべてシャトルで運んでもらうなど、ISSへの輸送手段を他国に依存してきた。今回は補給機とロケットを独自開発しただけでなく、運用管制も日本が中心になって行う。
「新しい時代の幕開け」 に湧く種子島 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工は11日午前2時1分、鹿児島県・種子島宇宙センターから、国産新大型ロケット「H2B」1号機を打ち上げた。約15分後、国際宇宙ステーション(ISS)へ物資を運ぶ無人補給機(HTV)の1号機を分離し、打ち上げは成功した。 轟音(ごうおん)とともに夜空をオレンジ色に染めながら、国際宇宙ステーション(ISS)への物資補給機「HTV」を搭載した新大型ロケット「H2B」は、雲の中へ吸い込まれていった。 緊張が喜びに変わったのは約15分後。HTVの軌道投入が確認されると「やった」と歓声が上がり、大きな拍手がこだました。 夜明け前に会見したH2B開発担当の中村富久・JAXAプロジェクトマネージャは「今日はみんなにとっての試験日だった。失敗したらどうしようかと思っていたが、打ち上げは力強かった」と文句なしの“合格”に満面の笑み。
夜明け前に会見したH2B開発担当の中村富久・JAXAプロジェクトマネージャは「今日はみんなにとっての試験日だった。失敗したらどうしようかと思っていたが、打ち上げは力強かった」と文句なしの“合格”に満面の笑み。
H-IIBロケット試験機による 宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機の打上げ結果について 平成21年9月11日 宇宙航空研究開発機構 三菱重工業株式会社 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成21年9月11日 2時1分46秒(日本時間)に、種子島宇宙センターから宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機を搭載したH-IIBロケット試験機を発射方位角108.5度で打ち上げました。 ロケットは正常に飛行し、打上げ約15分10秒後に「HTV技術実証機」を分離したことを確認しました。 H-IIB ロケット 試験機 打上げシーケンス(速報) イベント 実測値(速報)注1 予測値(速報)注2 (実測データ等に基づく予測値) 1. リフトオフ 0分0秒 0分0秒 2. SRB-A 燃焼終了 1分50秒 1分49秒 3. SRB-A第1ペア 分離 2分5秒 2分4秒 4. SRB-A第2ペア 分離 2分8秒 2分7秒 5. 衛星フェアリング 分離 3分42秒 3分37秒 6. 第1段主エンジン 燃焼停止 5分47秒 5分44秒 7. 第1段・第2段 分離 5分56秒 5分52秒 8. 第2段エンジン(SELI) 6分3秒 5分59秒 9. 第2段エンジン 燃焼停止(SECO) 14分19秒 14分16秒 10. HTV技術実証機 分離 15分10秒 15分6秒 今回のH-IIBロケット打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。 なお、ロケット打上げ時の天候は曇り、西の風(1.3m/s)、気温24.5℃でした。
平成21年9月11日
宇宙航空研究開発機構 三菱重工業株式会社
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成21年9月11日 2時1分46秒(日本時間)に、種子島宇宙センターから宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機を搭載したH-IIBロケット試験機を発射方位角108.5度で打ち上げました。 ロケットは正常に飛行し、打上げ約15分10秒後に「HTV技術実証機」を分離したことを確認しました。 H-IIB ロケット 試験機 打上げシーケンス(速報)
イベント 実測値(速報)注1 予測値(速報)注2 (実測データ等に基づく予測値) 1. リフトオフ 0分0秒 0分0秒 2. SRB-A 燃焼終了 1分50秒 1分49秒 3. SRB-A第1ペア 分離 2分5秒 2分4秒 4. SRB-A第2ペア 分離 2分8秒 2分7秒 5. 衛星フェアリング 分離 3分42秒 3分37秒 6. 第1段主エンジン 燃焼停止 5分47秒 5分44秒 7. 第1段・第2段 分離 5分56秒 5分52秒 8. 第2段エンジン(SELI) 6分3秒 5分59秒 9. 第2段エンジン 燃焼停止(SECO) 14分19秒 14分16秒 10. HTV技術実証機 分離 15分10秒 15分6秒 今回のH-IIBロケット打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。 なお、ロケット打上げ時の天候は曇り、西の風(1.3m/s)、気温24.5℃でした。