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September 7, 2009 space
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ポルシェパナメーラ”初の4ドアサルーン”スタイリングの見事さに惚れた

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独高級スポーツカーのメーカーとして抜群の業績を残しているポルシェ社から、ポルシェの新カテゴリーモデルとして4ドアサルーンとして「パナメーラ」が、発売されます。そのスタイリングの見事さに惚れました。ポルシェとして初めての4ドアモデルのサルーンですが、荷物がたっぷりと積めて幅広い用途で使い勝手のよい大人向けの「グランツーリスモ」(GT)と位置づけされていて、決してセダンではないそうです。
 

ポルシェパナメーラ”

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 独高級スポーツカーのメーカーとして抜群の業績を残しているポルシェ社でも、今は自動車メーカーとして変化しなければ生き残ることは難しい状況のようです。同業フォルクスワーゲン(VW)を子会社化したポルシェは90億ユーロ(約1兆2122億円)の負債を抱え込み、財務状況が悪化して、子会社VW社(操業は同じポルシェ一族)に逆買収されることで生き残る選択をしたようです。
 
 ポルシェ車の売れ筋は「911」のようなスポーツタイプではなく5人乗りのSUV(スポーツ用多目的車)「カイエン」で、今回新カテゴリの4ドアサルーンを開発したからといってポルシェの経営理念が変わることは無いでしょう。
 

ポルシェパナメーラ”

 
ポルシェ『パナメーラ』は、『911』『ボクスター/ケイマン』『カイエン』に続く、ポルシェ第4の車種ラインナップとして開発。ポルシェならではのスポーツ性能を、ハイレベルなラグジュアリー性や快適性とともに実現した。
 
エンジンは『カイエン』と共通の直噴ガソリン3機種。当初はV8モデルのみで、「パナメーラS」と「パナメーラ4S」は4.8リットル V8(400ps)、「パナメーラターボ」は4.8リットルV8ツインターボ(500ps)を搭載。3.6リットルV6の「パナメーラ」(ベースグレード)は、遅れて投入される。
 
 パナメーラのラインアップは5リッターV8のガソリン直噴エンジンがメインだ。ターボはAWDが標準だが、カレラとカレラ4があるように、自然吸気のV8 パナメーラにはFRの「S」とAWDの「4S」が存在する。来年にはベースモデルとなるV6とV6ハイブリッドが仲間入りし、状況に応じてカイエンと同じくアウディ製のV6ディーゼルを搭載するかもしれない。
 
 パナメーラ「S」「4S」は、格納式の2wayリアスポイラーが装着されている。一方、この「ターボ」には、立ち上がった後に左右に飛行機の翼のように広がる4wayリアスポイラーが採用された。
 
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 ポルシェのハイブリッドは2010年
 
 ポルシェは「パナメーラ」のハイブリッドモデルを2010年までに市場導入することを発表。

搭載されるコンポーネントは、2010年までに市販予定のカイエン・ハイブリッドにも採用されるパラレル式のフルハイブリッドシステム。すでにカイエンの開発車輌は9ℓで100kmの走行を実現、リッター換算だと11.1km/ℓとなる。
 

ポルシェパナメーラ”

 
 このハイブリッドシステムは、ラゲッジコンパートメント内に配置されるバッテリーユニット、パワーエレクトロニクス、そしてエンジンとトランスミッションのあいだに配置されるハイブリッドモジュール(セカンドクラッチ&電気モーター)で構成され、走行条件に応じてエンジンと電気モーターを切り替える、もしくは同時に使用するというもの。

これによって電気モーターのみを使ったエコランから、ポルシェならではのスポーツドライブまでを楽しむことが可能となる。

2009年には内燃機関を搭載したベースモデルが市場導入され、その後、市場動向をみながらハイブリッドモデルを追加する予定だという。
 
 船舶用マホガニー材を使用することも可能
 
ポルシェのグランツーリズモ、パナメーラのカスタマイズでは、レザー、ウッド、アルミニウム、カーボンなどの最高の素材を使用するだけでなく、完璧な仕上げにも重点が置かれ、必要な場合には念入りな手作業による縫製も行う。

ポルシェパナメーラ”たとえば、ヨットの建造からヒントを得たという船舶用マホガニー材をインテリアパッケージに使用することも可能で、暗い色調のマホガニーに明るいメープルウッドのインレイを埋め込むことで実現するスタイリッシュなコントラストが、ダッシュボードとドアのトリムパネルのほか、センターコンソールやトリムカバーをも彩る。

またインテリアパッケージにおいては、エアベントのルーバーやキーまでもが、ボディカラーと同色で仕上げることができ、メータパネルとスポーツクロノパッケージのストップウオッチは、ルクソールベージュ、ガーズレッド、キャララホワイトという3色の文字盤から選択が可能だという。

便利な装備としては、後席左右のシートのあいだに配置される、容量10.5リットルのクールボックス。必要に応じてオンオフが可能で、飲み物を約6℃に冷却しておくことができる。
 
 
 新型パナメーラは日本へは10月に上陸予定。
 
 ポルシェ・ジャパンは、他国ではオプション設定の装備も、日本顧客に合わせ標準装備したモデルを導入するという。
 
価格は、パナメーラ Sが1374.0万円、パナメーラ 4Sは1436.0万円、パナメーラ ターボは2061.0万円。ステアリング位置はいずれも左右から選べる。
 
 
買えるかも!?ポルシェV6気筒3.6L「パナメーラ」と「パナメーラ4」
ポルシェパナメーラ”初の4ドアサルーン”スタイリングの見事さに惚れた
 

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