G.Iジョー 『トランスフォーマー』の製作陣と『ハムナプトラ』の監督が新たに挑むハイパー・アクション超大作! 人気フィギュア・シリーズから派生したTVシリーズ「地上最強のエキスパート・チームG.I.ジョー」をベースとして『ハムナプトラ』シリーズのスティーブン・ソマーズが実写映画化。
"G.I."というのは"Government Issue"の略で、「官給の」という本来の意味から転じて米軍兵士を指す俗称になった。したがって「G.I.ジョー」も当初は兵士のフィギュアに与えられた「米兵ジョー」という名前だったのが、コミック化とアニメ化の過程で特殊部隊全体を指す名称になったようだ。 Hasbro(ハズブロ)社が1960年代に売り出したアクションフィギュア『G.I.ジョー』は世界的な人気を博し、コミック本やアニメ番組にもなった。 1980年代のテレビアニメ『地上最強のエキスパート・チーム G.I.ジョー』をベースにした実写映画が本作。『トランスフォーマー』と同じ玩具→アニメ→実写映画化という流れで、米軍が協力した戦闘アクションという点でも共通するが、あちらがロボット生命体同士のバトルがメインであるのに対し、本作は(ハイテクで強化されているとはいえ)あくまでも生身の人間同士による戦いが見どころになっている。
現在からそう遠くない未来。人類に福音をもたらすはずだった夢の科学物質“ナノマイト”が、世界を我がものにせんと企む邪悪な者たちの手によって、金属を食い尽くす究極の化学兵器に変えられてしまった。闇の武器商人のバックアップを受けた悪の組織“コブラ”に立ち向かうのは、多様なガジェットを操り、あらゆる身体機能を飛躍的に強化するハイパー・スーツに身を包んだ最強の国際機密部隊“G.I.ジョー”。成層圏から北極海の厚い氷の下まで、地球規模の壮絶なバトルが今、その幕を開ける――。