20世紀には夢のツールとして描かれていた腕時計ケータイが、こんなにも薄くなって現実的なツールとしてSamsung Electronicsから「Watchphone S9110」が発売されます。フルタッチスクリーン対応の腕時計型ケータイ「Watchphone S9110」は、7月中にフランスで販売開始されるようです。価格は450ユーロ(約6万円)前後になる見込み。
過去にもこの未来ツールを現実化しようと何度も試みられ、1996年にはNTTが腕時計型のPHSを開発して、1998年の長野オリンピックでは会場係員が実際に腕時計型のPHSを使用したり。2003年にはNTTドコモが腕時計型PHS「WRISTOMO」の一般販売、2006年にはアサヒビールの景品として、ウィルコムのW- SIMを使うと腕時計型PHSになる「未来型 スーパーワンセグ TV Watch」が登場したこともありましたが、現実社会では受け入れられることなく、消えてしまいました。。。 この製品は、薄く!そして洗練されたデザインが特長の腕時計型の携帯端末。 最先端表面実装技術により世界最薄を実現したという。質量も91gと非常に軽量だが、リストウォッチ向けにカスタマイズした1.76インチ(176×220ピクセル)フルタッチスクリーン対応の液晶ディスプレイを搭載し、Bluetooth、MP3プレイヤー、音声認識、ボイスメモ、スピーカーフォンによる通話に対応するなど、スマートな外装からは想像できない充実したスペックを兼ね備えている。