製作の難航や、ブラッド・ピットが代役として主演するうわさなど、さまざまな憶測が飛び交っていたトム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル』シリーズ4作目のMi4の製作が正式に決定。クルーズとJ・J・エイブラムスが共同プロデューサーとして米パラマウントと契約し、2011年5月27日公開に向けて始動した。
クルーズとパラマウントは前作『M:i:III』が公開された直後の2006年、パラマウントの親会社であるヴァイアコムの会長サムナー・レッドストーンがクルーズを突然解雇したことにより、関係が決裂していた。クルーズはその後ユナイテッド・アーティスツ社のトップに就き、『大いなる陰謀』や『ワルキューレ』の製作と出演を進めた。
最近ではレッドストーンがクルーズについて「すばらしい俳優で良き友人」と発言していたことから、関係が修復されたと見られていた。
アクション作品がヒットを続けているパラマウントでは、『ミッション:インポッシブル』の新作ほか、『スター・トレック』の続編や『トランスフォーマー』の3作目など大作の製作が目白押し。
エイブラムスは2011年に向けて『スター・トレック』続編と『ミッション:インポッシブル』の新作を同時進行させることになる。また、クルーズもキャメロン・ディアスと共演のタイトル未定の米20世紀フォックス作品や、デンゼル・ワシントンと共演するデイヴィッド・クローネンバーグ監督作“The Matarese Circle”などを抱えており、ヒットメーカーゆえの超多忙なスケジュールとなりそうだ。
トム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル』第4弾Mi4の監督候補に意外な人物
トム・クルーズ主演の映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ第4弾の監督候補として、映画『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』のブラッド・バード監督の名前が挙がっていることがわかった。
ブラッド監督はこれまでアニメを中心に活躍してきた人物のために、意外な人選ともいえるが、スリルあるアクション構成と、巧みなストーリー展開が評価されているようだ。ちなみに1906年に起きたサンフランシスコ大地震を描いた映画の企画が予算の都合で頓挫しているため、『ミッション:インポッシブル』シリーズ第4弾に抜てきされたとしたら、ブラッド監督にとっては初の実写劇場用映画となる。
プロデューサーを務めるトムとJ・J・エイブラムスはブラッド監督のほか、映画『ようこそゾンビランドへ』のルーベン・フライシャー監督や映画『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』のエドガー・ライト監督とも交渉中とのことで、どうなるかは現在のところ未定。
なお第4弾もイーサン・ハントはトムが演じ、アメリカでは2011年5月27日公開予定。
「M:i:4」はドバイ・タワーで撮影!正式タイトルは「Ghost Protocol」に決定
『ミッション:インポッシブル:ゴースト・プロトコル』タイトルは現在、同映画の撮影が行われているドバイにて発表された。会見にはブラッド・バード監督やクルーズを始め共演者「ハート・ロッカー」(10)のジェレミー・レナー、「プレシャス」(10)のポーラ・パットン、プロデューサーのブライアン・バークも顔を揃えた。バークは米人気TVシリーズ「LOST」や「FRINGE/フリンジ」の製作総指揮の1人でもある。
また、クルーズは会見でドバイにある超高層ビル"ブルジュ・ハリファ(Burj Khalifa)"で撮影を行うことも明かした。ブルジュ・ハリファは全高828メートル、160階建ての世界一の高層ビルである。クルーズは詳しいことは語れないとしながらも「何日もそこで過ごすことになるし、上までのぼるよ」とコメントした。
正式に発表された『M:I:IV』アメリカ版正式タイトル。プロトコルには、外交儀礼、協約、手順などの意味があるが、「ゴースト・プロトコル」とは一体?
その内容も気になるタイトルの発表となった。同会見で、トムは「ついに、帰ってきたよ!詳細はまだまだ明かせないけれど、このドバイでの撮影を皮切りに、イーサン・ハントは、世界各国を飛び回るよ」と発言。
『MI:4』は世界各国で撮影が行われることも明かされた。
今回メガホンを取るのは、映画『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』などのディズニーアニメーションの監督を手掛けてきたブラッド・バード。「われわれは、本当のドバイの街を撮影できてありがたいよ。ブルジュ・ハリファ(世界最長タワー)でいくつかのシーンを撮影したけれど、これをセットで再現しようとしても無理だからね」とドバイの街を使った大迫力アクションにも期待のできる発言をしている。
つい最近タイトルが発表された作品にはクリストファー・ノーラン監督「バットマン」シリーズの第3弾、「The Dark Knight Rises(原題)」がある。今やタイトルの後ろに通し番号をつけるだけの続編は流行らないのだ。
『ミッション:インポッシブル:ゴースト・プロトコル』はドバイのほか、モスクワ、プラハ、バンクーバーなどの世界各都市で撮影予定。過去のシリーズ3作でメガホンを取ったJ.J.エイブラムスが製作を務め、本作がシリーズ初参加となるジェレミー・レナーやポーラ・パットンの出演が決まっている。トム改めイーサン・ハントの次なるミッションに期待は高まるばかりだ。
映画『ミッション:インポッシブル:ゴースト・プロトコル』(原題)は2011年12月16日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開
ミッション:インポッシブル最新作にBMWのハイブリッド・スポーツカー
BMWは6月30日(現地時間)、米パラマウント・ピクチャーズの映画「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」に、メイン・オートモーティブ・パートナーとして参加していることを発表した。
BMWはこの映画のためにディーゼル・ハイブリッド・スポーツカー「ビジョン・エフィシエント・ダイナミクス」を提供。同車は2009年のフランクフルト・モーターショーで発表されたコンセプトカーだが、これをベースとした市販車「i8」が数年以内に発売される予定となっている。
同社のイアン・ロバートソン セールス&マーケティング担当取締役はビション・エフィシエント・ダイナミクスについて、「未来的なデザインと大きなグラス・サーフェイスによって、未来の“駆け抜ける歓び”について魅力的な視点を提供している。また、BMWコネクテッド・ドライブ技術も、イーサン・ハントが狭い路地や混雑する都市交通を抜けて追跡者の裏をかくために最適」と述べている。
「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」は「ミッション:インポッシブル」シリーズの4作目。TVシリーズ「スパイ大作戦」を映画として蘇らせたもので、トム・クルーズ演じる極秘スパイ組織「IMF」の工作員イーサン・ハントの活躍を描く。「ゴースト・プロトコル」では、ドバイ、モスクワ、プラハ、バンクーバーなどが舞台になることが明らかになっている。監督はブラッド・バードで、12月中旬公開予定。
『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』スタントマンなしで演じたトム・クルーズの凄さ!
『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』(12月16日公開)のIMAX版フッテージ上映が9月21日に行われ、スタント一切なしで挑んだトム・クルーズのアクションに、わずか15分足らずの映像にもかかわらず、手に汗を握る展開となった。
現在、世界一の高層ビルであるブルジュ・ハリファを、精密なテクノロジー手袋を装着してよじ上っていくイーサンのシーンと、サンドストームが吹き荒れる中、視界を奪われながらも、ランニングからカーチェイスに至るまでのイーサンと敵との激しい攻防戦の2シーンだ。
広告効果は10億円! 『ミッション:インポッシブル』が怒涛のPR作戦を展開
トム・クルーズ主演最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』が今週末16日(金)に日本公開される。全世界で1120億円以上の興収を叩き出す超人気シリーズの新作だけに、タイアップパートナーだけで全16社を数えるなどPR展開も大規模。その効果もあって前売り券売り上げが先週比の216%を記録するなど、ついに“ミッション開始”に向けてその導火線に火がついたようだ。
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は、変装の名人にして圧倒的な身体能力と作成遂行能力を誇るエージェント、イーサン・ハント(クルーズ)らが謎の爆破事件に巻き込まれ、自らの潔白を証明し、核によるテロを防ぐべく、組織の後ろ盾を失った状態で史上難関のミッションに挑む姿を描いたアクション大作。
本作は、今冬いちばんの大作映画とあって、公開の数か月前から“PR作戦”が開始された。9月1日から丸大食品とのキャンペーンが開始され、10月には“コカ・コーラ ゼロ”との大規模なコラボキャンペーンをスタート。他にもBMWや求人総合サイトのインテリジェンス、呉工業など多様なジャンルとのタイアップを展開する一方で、東京都青少年・治安対策本部や、大阪交通対策評議会、愛知県警などと共同で飲酒運転撲滅や落書き防止、救命を啓蒙する活動も実施してきた。さらに今月1日にはクルーズが来日して日本で大規模なファン・ミーティングを行い、TVCMや雑誌、WEBなどに大量露出。約4か月におよんだPR作戦で生み出された広告効果は約10億円以上になるという。
その成果もあって、映画への注目度も急上昇しており、前売り券が先週比216%の売り上げを記録。すでに座席予約の始まっている劇場では多くのオーダーが寄せられており、16日(金)から多くの観客が劇場に足を運ぶことが予想されている。
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』
12月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
Mi4ゴースト・プロトコル鑑賞してきました。。。
新年の休みを使って、やっとこの年末年始の目玉映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』を観てきました。
映像やアクションシーンなど見所は確かに今までの作品に比べて派手になっていますが・・・肝心のシナリオがいかんとも。
モスクワ・クレムリンから始まる物語ですが、シナリオの無理もここから始まってしまいます。
コバルトと呼ばれる謎の人物のデータを探すハントですが、そのコバルトはすでにクレムリンに侵入して自身のデータを破棄し、核爆弾の起爆装置を盗み出します。
コバルトの正体は簡単にばれて、元大学教授で核兵器の終末を望んでいる?簡単に言えば007シリーズの悪役と同じ立ち位置ですが、そのおっさんが、クレムリンに侵入したり爆薬を仕掛けたりと、エージェント・ハント以上の切れ者で、ハントのチームの無線を乗っ取ったりする手際の良さは、その辺のハッカーを雇う程度でどうにかなるものではないでしょう。かなり無理を感じます。
目玉シーン満載のドバイですが、確かに世界一のビルを舞台にしてシーンは壮観ですが、やはりここもシナリオに、無理があります。
核の起爆コードを入手するシーンでも、コードを入手した暗殺者とのやりとりに来た自分物が、悪の大本締めコバルト(元大学教授)が変装していたり、暗唱コードを入手してからのハントとの追いかけっこも、かなりの体力と車の運転技術が必要そうですが、それもこのおっさんがやっている・・・悪役とはいえ、特殊任務の訓練を受けた訳ではないでしょうし、いい年のおっさんはどんだけタフで切れ者なんでしょうか??
インドに渡り衛星のアクセスコードを聞き出すシーンでは、その衛星の所有者の大富豪を誘惑するお決まりのお色気ーシーンを期待したんですが、シナリオに無理が有りすぎで、そもそも大富豪が傘下の企業が保有する、たかが一つの衛星のアクセスコードなぞ、下っ端の技術系社員か管理職が知っていればいいことを、大富豪がいちいち覚えている訳ないでしょ??
最後に、ハントの家族が殺害されたという過去も自作自演で家族を守った嘘だったと告白がありましたが、核ミサイルの標的だった場所が、その大切な家族の住む街だった!といったハントの家族愛につながる大切な部分の振りがシナリオの何処にもなく・・・最後に涙するシーンの感動が半減してしまったのはとても残念です。
いろいろ突っ込みどころ満載の映画でしたが、出来はB級でもトム・クルーズ主演と豪華な撮影シーン満載で映画としては、異次元体験が出来楽しめました。是非とも突っ込みどころなど無視して、映画のワンシーンごとに映像を楽しんでください。
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