Appleが6月8日に開催した、開発者向けカンファレンス「Worldwide Developers Conference 2009」(WWDC 2009)の基調講演で、新しいバージョンのWebブラウザ「Safari 4」のリリースを発表しました。これにより、Microsoft IE8 そして Google CROME の登場により奪われた世界最速ブラウザの称号を再び得られるのでしょうか!?
Safari 4は、新しいJavaScriptエンジン「Nitro」の採用により、現行のSafari 3と比べ、JavaScriptの実行速度を4.5倍高速化したという。またWebブラウザがWeb標準に準拠しているかどうかを測定するテスト Acid3で満点を獲得した。 Safari 4の「Nitro Engine」について触れ、市場に出回るブラウザの中で最速のJavaScriptエンジン。「Internet Explorer 8」との比較において、「Google Chrome 2」は5.3倍速いが、Safari 4は7.8倍速いと語った。Serlet氏はまた、「iPhone」搭載のSafariと比べて、Safari 4は3倍速くJavaScriptを読み込むと続けた。HTML 5の音声タグと動画タグもSafari 4でサポートされるという。