発表された携帯電話は、どこかで見たような・・・ドコモへ供給しているメーカーから同じデザインの機種がちらほらと。ドコモが先にデザインを作り、売って認知度を上げた製品を、半年遅れでソフトバンクが売りに出す、コピー戦略が見事に成功しているのでしょう。その中に何機種かソフトバンク独自モデルを混ぜるとラインナップとしては、豪華な印象を与える戦略ですね。
シャープ製6モデル「SOLAR HYBRID 936SH」「935SH」「mirumo(ミルモ) 934SH」「AQUOS SHOT 933SH」「832SH」「831SH s」、NEC製3モデル「931N」「930N」「831N」、サムスン電子製3モデル「OMNIA POP 931SC」「830SC EMPORIO ARMANIモデル」「740SC」、パナソニック製2モデル「931P」「832P」、東芝製「832T」の15モデル。
さらに、今回からはEMobileから提供されている通信モジュールを搭載したHuawei製デジタルフォトフレーム2モデル「Photo Vision HW001」と「Photo Vision HW001KT」、ソフトバンクの通信モジュールを内蔵したノートパソコン「ideaPad SシリーズS10」も発表された。
ソフトバンクでは、18日に発表されたディズニー・モバイルのシャープ製端末「DM004SH」を合わせて、合計19機種61カラーのラインナップを夏モデルとしている。5月19日に発売されるモデルもあり、10月にかけて今回のラインナップが順次投入されていく予定。
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SoftBank2009年夏モデル
無線LAN対応のNEC製「931N」
「931N」は、最大54Mbpsの無線LAN機能を搭載したNEC製のマルチメディア機能搭載。
端末はディスプレイ部が縦横に180度回転し、「タッチ(縦画面)」「シェア(横画面)」「コミュニケーション(数字キーを露出させた縦画面)」と使い方にあわせて3つのスタイルで利用できる機構を搭載している。NTTドコモの「N-01A」と同等の仕組みを採用する。操作キー中央の決定ボタンは、パソコンのマウスカーソルのように扱える「ニューロポインター」を採用する。
無線LAN機能を搭載し、フルブラウザなどで高速なブラウジングが可能となるほか、Yahoo!ケータイなども閲覧できる。また、10MBの大容量動画などもすぐにダウンロードして楽しめる。自宅の無線LANルーターなどと接続できるほか、ソフトバンクテレコムの公衆無線LANサービス「BBモバイルポイント」が無料で利用できる。IP電話番号などは割り当てられず、「931N」を使ったインターネットアクセスのみに対応する。ISPなどに制約はない。ブラウザはタブ表示に対応しており、最大5サイトまで表示可能。メールなどの受信は3G網のみ対応となる。
カメラ機能は810万画素で、顔認識オートフォーカス搭載。タッチ操作も行える。ピントを合わせ続けるコンティニュアスAFに対応する。最大8GBのmicroSDHCカードに対応する。
1000万画素CCDカメラ搭載の「AQUOS SHOT 933SH」
「933SH」は、1000万画素CCDカメラモジュールを搭載したシャープ製端末。「AQUOS SHOT」というペットネームが付けられている。
1000万画素CCDカメラモジュールに、ISO12800の高感度撮影機能、高輝度LEDフラッシュを搭載したカメラ機能が充実したモデルとなる。端末は回転2軸ヒンジを採用しており、メインディスプレイ側を正面に持ってくると、画面のタッチ操作が行える。
被写体に対して常にピントを合わせ続ける「コンティニュアルAF」と、被写体を追尾する「チェイスフォーカス」といったオートフォーカス関連の機能を搭載。画面上に映った被写体をタッチすると、被写体を追尾してピントを合わせ続けられるほか、最大5人までの顔を認識し、タッチ操作でピントを合わせたい相手を選べる。
また、撮影シーンの選択機能として、8つの撮影シーンを自動認識する機能や、36の撮影シーンを手動で設定できる機能が利用できる。1Mサイズの画像を高速10枚の連写撮影し、ベストなタイミングの写真が選べる「メガピクセル連写」機能も用意されている。連続撮影した写真を1枚の画像に合成し、例えば、ゴルフのスイングの軌跡を合成写真として保存できる。
ソーラー充電&防水機能搭載の「936SH」
「936SH」は、太陽光で充電できるソーラー充電機能や防水機能を搭載したシャープ製折りたたみ型端末。
折りたたみ型端末となり、ディスプレイの反対側、背面パネル側にソーラー充電用のパネルを配し、10分間の太陽光充電で通話1分、2時間程度の待受が可能。防水性能はIPX5/7相当となる。
カメラ機能は800万画素のCCDセンサーを搭載。被写体に対して常にピントを合わせ続ける「コンティニュアルAF」と、被写体を追尾する「チェイスフォーカス」といったオートフォーカス関連の機能のほか、被写体の笑顔を検出してシャッターを切る「笑顔シャッター」、振り向いた瞬間にシャッターを切る「振り向きシャッター」なども用意される。さらに、撮影シーンの選択機能も拡充。8つの撮影シーンを自動認識する機能や、34の撮影シーンを手動で設定できる機能が利用できる。ISO12800の高感度撮影に対応する。