アップル、日本含む9カ国で「iPad」を5月28日発売
アップルは、米国で販売中のタブレット型端末「iPad」を日本など9カ国で、5月28日に発売する。APPLE iPad は、電子書籍やゲームなどをダウンロードして楽しむことができる電子端末で、米国で発売され、100万台を超える販売を記録するなど好調な出だしで人気を集めている。
「iPad」は、9.7インチのマルチタッチディスプレイを装備したタブレット型端末。無線LAN（Wi-Fi）のみ利用できるWi- Fi版と、携帯電話のネットワークで通信できるWi-Fi+3G版が用意されている。米国外での発売については5月末に開始される方針が示されていたが、今回、正式な日程が明らかにされた。
日本やオーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、英国の9カ国において、5月28日より「iPad」を発売する。
直販サイトでは5月10日より予約を受け付ける。オーストリア、ベルギー、香港、アイルランド、ルクセンブルク、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、シンガポールでは6月より販売される予定。Wi-Fi+3G版については、Apple直営店とiPad正規販売店で取り扱われる。Wi-Fi版は、さらに直販サイト（Apple Store）でも販売される。価格や予約の詳細は、後日、あらためて案内される。
ソフトバンクが販売する ３G通信機能付き iPad 端末の価格は、２年間契約の分割払い5万8320円。最も気になる iPad 専用のデータ通信プランは、２年契約で月額2910円で提供されるようなので、米国の価格と同じ位ですね。
ソフトバンクから購入するWi-Fi＋3GモデルについてはSIMロックが施されているほか、データ定額プランとプリペイドプランの相互移行は不可能。またデータ定額プランは2年単位での契約であり、更新月以外での解約には契約解除料（9975円）が必要となる。
iPad本体とともに、米国AT&Tと同じく専用プリペイドプランもラインアップ。24か月の分割支払いプラン、月々のデータ料金の割引、そして公衆無線LANサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」を提供する。
Wi-Fi＋3Gモデルの本体価格は、
前払い方式のプリペイドプランに申し込んだ場合で、
本体は2,760円/月〜（24回分割払い）。
プリペイドプランを契約すると、2010年6月30日まで4,410円で3Gネットワークが使い放題となり、7月1日からは、4,410円で30日間もしくは1GBまで利用できる「（iPad専用）プリペイドプラン（1GB）」と、1,510円で30日間もしくは100MBまで利用できる「（iPad専用）プリペイドプラン（100MB）」が選択可能。
定額プランも上記のSoftBankの表には本体の金額しか記載がないので、2,430円〜安い！と思ってしまいますが、本体2,430円＋定額通信費2,910円＋315円（ウェブ基本使用料）が必要なので、毎月5,655の支払いですね。。。ウェブ基本使用料315円って何？結局は毎月分割で高いんじゃない？？
iPad Wi-Fi＋3Gモデル（16GB版）を「（iPad専用）データ定額プラン」で契約
4410円（基本使用料）
＋315円（ウェブ基本使用料）
＋2430円（端末割賦代金）
−1500円（iPad向け月月割、3ヶ月目〜27ヵ月目の24ヶ月間）
＋0円（ソフトバンクWi-Fiスポット(i)、25ヵ月目以降は490円／月）
＝5655円
上記、SoftBankの表には本体の金額しか記載がないので、2760円〜なら安い！と思ってしまいます。しかし本体2,760円ですが、これには本体の分割手数料が6.5〜が含まれていて、別と通信するには1,510円〜4,410円が必要になります。
国内使い放題の「（iPad専用）データ定額プラン」に申し込んだ場合の
本体は2,430円/月〜（24回分割払い）。
（iPad専用）データ定額プランは、「iPad向け月月割」によって、月額2,910円。
ソフトバンクモバイル代表取締役社長 兼 CEOの孫 正義氏は「アップルとのパートナーシップによりソフトバンクモバイルが日本でiPadを提供できることを喜ばしく思います。ソフトバンクモバイルのお客さまが、この魔法のようなプロダクトを経験して、楽しんで頂くために、驚くべき幅広いプランを用意しました」とのコメントしていますが、相変わらずSoftBankの料金プランは、驚く程に広くて巧妙で判らない…です。
無線LANのみの対応モデルはソフトバンクの販売店では、本体のみ5万3280円（２年間の分割払い方法）で売られて、家電量販店などのアップル製品の売り場でも購入できるようです。
NTTドコモがiPad向けにSIMカードを提供へ
今年1月末に発表されたAppleのタブレット端末「iPad」に対して、NTTドコモがSIMカードの提供を検討していることが2月に明らかになりましたが、NTTドコモの山田社長がiPad向けにSIMカードを提供する方針であることを正式に明らかにしています。
今回、通信機能付きで販売するのはソフトバンクとなったようですが、APPLEや量販店が店頭で販売する iPad 3Gモデルの場合には、通信キャリア契約無しで購入することでも出来そうです。その場合、店頭でソフトバンク以外の通信キャリア（NTTドコモや日本通信）など、お店で別契約と組み合わせた割引モデルで販売する事も予想されます。
この場合には、通信品質の安定したNTTドコモとNTTドコモの回線を借りて販売している日本通信の方が、間違いなくソフトバンクより人気になるでしょうね。。。きっといデータ通信プランはソフトバンクと同価格になると期待してます。
ドタバタSoftBank販売の iPad はSIMロックあり、他社SIMは利用不可
発売当日に、販売価格を換えてAPPLEの販売価格と同じにするなど、直前までバタバタしたSoftBankの iPad 販売ですが、結局APPLEもSoftBankの意向に沿ったのか？ジョブス氏が予告していたSIMフリーでの販売は事実上日本では無くなりました…
しかも、在庫が多く入ったのか！？予約受付の台数を「契約1名義につき1台」と記述しておりましたが、ソフトバンクモバイルの販売仕様が変更され「契約1名義につき2台」になりました。iPad Wi-Fiモデル(16GB/32GB/64GB)とWi-Fi＋3Gモデル(16GB/32GB/64GB)の一括販売価格が変更されました。
価格はWi-Fiモデルは16GBが4万8800円、32GBが5万8800円、64GBが6万8800円。Wi-Fi+3Gモデルは16GBが6万 1800円、32GBが7万1800円、64GBが8万1800円。
米国では、3Gモデル向けにAT&Tがサービスを提供しているが、他社のSIMも使うことができるSIMロックフリー端末となっている。しかし、国内モデルにおいてはSIMロックがかけられ、ソフトバンク以外のSIMは使えない形で販売されることになった。
NTTドコモの山田隆持社長は、「(iPadがSIMロックフリーであれば)回線を提供したい」と語っていたが、 SIMがロックされることになったため、「前提のSIMロックフリーがなくなったため、ドコモからの回線提供はない」(ドコモ広報)。とコメントされています。
米国AT&Tが販売するiPadを輸入して、日本で使うにも、microSIMが事実上SoftBankしか提供していないことから、日本ではドコモや他の事業者の回線を使うことができません。ドコモがmicroSIMの提供を予定していただけに、通信改善品質が安定してエリアが広いドコモが使えないのは、とても残念で、iPadの魅力も半減です。
しかし…実は抜け道がひとつだけあるのです！？
通女のSIMカードと micro SIM の違いは、プラスティック部分の大きさだけで、電気信号や接点のサイズは同じなのです！と言う事は！？通常のSIMカードを切り刻んで micro SIM 化してしまえばいいのです。ちょっとの勇気で大きなメリット！さて、あなたならどうします！
iPadでも使える「マイクロSIM（MicroSIM）カード」を自作する方法が公開される
カード自体が小型化することで、端末自体のさらなる小型化を実現できるため、iPadだけでなくタブレットパソコンやスマートフォンをはじめとしたさまざまな端末に今後採用される可能性も考えられるマイクロSIMカードですが、自作する方法を知っておくのも良いかもしれません。
How To Convert a SIM to a MicroSIM with a Meat Cleaver!
vodafoneのSIMカード（左）と、マイクロSIMカード（右）です。
