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May 10, 2009 space
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F1スペインGP 決勝ブラウンGP快進撃1-2 バトン今期4勝目!

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2009年F1世界選手権は、いよいよヨーロッパラウンドの開幕戦、第5戦スペインGPの決勝レースのときを迎えた。レース開始前の気温は24℃、路面温度は44℃、湿度55%で晴れとなっている。
 

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予選では、ブラウンGPのバトンがポールポジションを獲得しているが、バトンは日確定燃料が軽いので、2列目に控えるKERSを搭載したフェラーリのマッサを始め、ライバルチームの作戦が注目される。

現地時間午後2時、フォーメーションラップがスタート。全車が無事にグリッドを離れ、パレードを開始した。

各車スターティンググリッドに並び、いよいよレースがスタート!

1コーナーまでが長いこのサーキット。ブラウンの2台がヴェッテルをかわして飛び出し、それにマッサが続く。1コーナーにはルーベンス・バリチェロが前で入っていった。マクラーレンの1台が芝生の上を走っている。

1、2コーナーで、2台のトロロッソが接触、これに首位のクルマが巻き込まれ、多重クラッシュ!

このクラッシュで、トゥルーリ、ブエミ、ボーデ、スーティルがストップしている。また、フィジケラが巻き添えを食ったようで、1周目を終えたところでピットに入っている。
 

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2、3コーナー付近にパーツが飛び散り、セーフティーカーが出動。今シーズンはスタート直後の混乱があまりなかったが、スペインGPはいきなり4台が消える波乱のスタートとなった。

3周目 中嶋がピットイン。マッサにセーフティーカー中に燃料を節約するようにと無線で指示が飛ぶ。

4周目 現在の順位は1位バリチェロ、2位バトン、3位マッサ、4位ヴェッテル、5位ウェーバー、6位アロンソ、7位ロズベルグ、8位グロック、9位ハイドフェルド、10位ライコネン、11位コヴァライネン、12位クビサ、13位ピケ、14位ハミルトン、15位フィジケラ、16位中嶋となっている。トゥルーリ、ブエミ、ボーデ、スーティルはスタート直後のアクシデントでリタイアしている。

リプレイを見ると、スタート直後の事故はロズベルグがトゥルーリを引っかけてトゥルーリがスピンしたことが原因のようだ。これに後続が巻き込まれた形になっている。

5周目 まだセーフティーカー先導でレースが続いている。

5周目 セーフティーカーのランプが消え、この周の終わりでセーフティーカーが戻り、6周目からレースがリスタートする。最終シケイン、トップのバリチェロが加速を開始する。

レースリスタート! トップは先ほどの順番通り、後ろのほうでアロンソがウェーバーに仕掛けるも、抜くことはできず。

7周目 コヴァライネンがスローダウン。チームメイトのハミルトンはピケを抜いて12位に浮上。

8周目 コヴァライネンがピットイン。コヴァライネンはクルマを降り、ここでリタイアとなった。

9周目 現在トップはバリチェロ、1.1秒遅れてバトン、その2.2秒後方にマッサ、そしてそれを0.7秒差でヴェッテルが追う。ブラウンGPの2台が最も軽く、マッサが一番重い。ヴェッテルとしては、マッサを早く抜かなければ、表彰台が難しくなる展開となっている。

10周目 バリチェロが1分23秒719のファステストラップ。ここまでバトンとバリチェロの2人が交互にファステストラップを出し合っている。

13周目 ライコネンが9番手のハイドフェルドに仕掛けるが、抜くことができない。

14周目 トップバリチェロと2番手バトンの差は1.6秒だが、バトンから3番手のマッサまでは3.8秒に開いている。マッサの後ろにヴェッテル、ウェーバーが詰まっている状態。また、9位のハイドフェルドの後ろはライコネン、クビサ、ハミルトン、ピケまでが数珠繋ぎになっている。

16周目 先ほどからずっと、国際映像はハイドフェルドとライコネンの9位争いを映し出している。後ろから追うライコネンは、KERSを使っている様子がない。

18周目 グロックがピットイン。同じくらいの車体重量だったアロンソ、バトンやヴェッテルはまだ走り続けている。グロックは8.8秒のストップ。またソフトタイヤでコースに出て行く。

19周目 バトンがピットイン。自分よりも重たいバリチェロにずっと抑えられた第1スティントを終え、ここから勝負に出る。9.3秒でソフトタイヤを履いてピットアウト。

19周目 ハイドフェルドを追っていたライコネンがスローダウン。ライコネンはコース脇にクルマを止めて、ここでストップ。

20周目 トップのバリチェロがピットイン。6.7秒のショートストップで、再びソフトタイヤを履いてコースへ戻る。ウェーバーもピットストップを行っている。

21周目 暫定の1位と2位を走っていたマッサとヴェッテルが同時ピットイン。そのままの順位でピットアウト。

22周目 現在の順位は1位バリチェロ、2位ロズベルグ、3位バトン、4位マッサ、5位ヴェッテル、6位ハイドフェルド、7位クビサ、8位ハミルトン、9位ウェーバー、10位アロンソ、11位ピケ、12位フィジケラ、13位中嶋、14位グロックとなっている。上位では、ロズベルグ、ハイドフェルド、クビサ、ハミルトンはまだピットストップを行っていない。
 
23周目 バリチェロの無線で、「バトンは作戦を変更した」というコメント。ピットストップの長さを考えると、バリチェロは予定通りの3ストップ、バトンは2ストップに作戦変更したものと考えられる。

25周目 現在の順位は1位バリチェロ、2位ロズベルグ、3位バトン、4位マッサ、5位ヴェッテル、6位ハイドフェルド、7位ハミルトン、8位ウェーバー、9位アロンソ、10位フィジケラとなっている。

26周目 2番手を走っていたロズベルグがここでピットイン。ソフトからソフトへタイヤ交換して7.4秒でピットアウト。

28周目 トップのバリチェロと2番手バトンとの差は11.3秒、その3.2秒後ろにマッサ、0.9秒後ろにヴェッテルという並びになっている。

32周目 3ストップ作戦のバリチェロがピットイン。もう一度ソフトタイヤを履いてコースへと出て行く。ハイドフェルドとハミルトンもピットイン。両者とも1回目のピットストップで、またソフトタイヤを履いている。最終スティントを短くした2ストップ。

33周目 現在バトンがトップ、2位マッサ、3位ヴェッテル、4位バリチェロというオーダーとなっている。注目されるのは、バトンとバリチェロのどちらが前でフィニッシュするのか、そしてマッサとヴェッテルのどちらが表彰台に乗るのか、というところである。

37周目 9番手の中嶋が2回目のピットストップ。

38周目 実質の優勝争いをしているブラウンGPの2台。2ストップのバトンが現在トップ、3ストップのバリチェロが10.2秒遅れて4番手を走行中。両者ともあと1回ずつのピットストップを残している。バリチェロはこの差をこれ以上広げられると、優勝が難しくなってくるが、現在のラップタイムはバトンのほうが0.1〜0.2秒程度速い。

40周目 バリチェロのラップタイムが上がらない。バトンとの差は10.8秒。少しずつではあるが、確実に差が広がりつつある。

40周目 マッサのクルマの左フロントのホイールカバーが外れて飛んでいる。

41周目 バトンとバリチェロとの差は11.3秒。ラップタイムは0.4〜0.5秒程度バリチェロのほうが遅い。

43周目 バトンとバリチェロの差は11.8秒。1周あたり0.5秒ずつ差が広がっている。このままでは、バリチェロの優勝は難しい。

44周目 2番手マッサと3番手ヴェッテルが同時ピットイン。そのままの順位でピットアウト。マッサが5番手、ヴェッテルが6番手。2人とも最終スティントをハードタイヤで走る。

45周目 アロンソがピットイン。現在バトンがトップ、12秒遅れて2番手はバリチェロ。

47周目 11番手クビサ、12番手ピケがピットイン。

48周目 グロックがピットイン。

49周目 トップのバトンがピットイン。これが最後のピットストップとなり、あとは優勝をかけて最後まで走るだけとなる。

49周目 マッサがハードタイヤでの走行に苦労しており、1分25秒台のラップタイムで走っている。これに付き合わされているのがヴェッテルとロズベルグ。ヴェッテルは、このために表彰台を逃す可能性がある。

49周目 9位ハミルトンがピットイン。

バトンは3番手に復帰し、これで現在トップはバリチェロ、3.7秒後ろにウェーバー、11.7秒後方にバトン、その13.5秒後ろにマッサ、その後ろにヴェッテル、ロズベルグ、ハイドフェルドが数珠繋ぎになっている。

50周目 6番手ロズベルグがピットイン。上位でもう一度ピットストップが残っているのは、トップのバリチェロと2番手のウェーバー。

51周目 トップのバリチェロと2番手のウェーバーが同時にピットストップ。そのままの順番でピットアウト。バリチェロはバトンの後ろ2番手、ウェーバーが3番手でコースに復帰している。ウェーバーの後ろはマッサ、ヴェッテル、ハイドフェルドと続いている。

51周目 6番手ハイドフェルドがピットイン。

51周目 トップはバトン、7.1秒差でバリチェロ、2.7秒差でウェーバー、4.7秒おいてマッサ、そのすぐ後ろにヴェッテルというオーダーとなっている。このスティントで、コース上でバリチェロがバトンを抜けなければ、優勝はバトンということになる。

53周目 ほとんどのクルマが最終スティントをハードタイヤで走っているが、ラップタイムがかなり遅くなっている。トップのバトンが1分24秒台、2位バリチェロ以下は1分25秒台走っている。

54周目 マッサの無線。燃料をセーブしないと最後まで走りきれないかもしれないという指示。またもやフェラーリチームの作戦の甘さが垣間見える。
 

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55周目 現在のトップはバトン、2位バリチェロ、3位ウェーバー、4位マッサ、5位ヴェッテル、6位アロンソ、7位ハイドフェルド、8位ロズベルグ、9位ハミルトン、10位グロック、11位クビサ、12位ピケ、13位中嶋、14位フィジケラとなっている。

56周目 トップバトンと2位バリチェロの差は広がる一方で、現在9.7秒差。3番手ウェーバーがバリチェロの1.7秒後方まで迫っている。マッサは相変わらずペースが上がらず、1分25秒台。そのすぐ後ろでヴェッテルがオーバーテイクの機会をうかがう。

57周目 再びマッサに対して燃料をセーブせよとの無線が飛ぶ。それができなければ、もう一度ストップを行うことになり、場合によっては7位くらいまで順位を落とすことになる。

59周目 グロックが9位のハミルトンにしかける。ハミルトンは1分26秒台後半という非常に遅いラップタイムで走っており、後ろにグロック、クビサ、ピケが数珠繋ぎになっている。

残り6周 トップバトンと2位バリチェロとの差は12.9秒にまで広がっている。その1秒後方にウェーバーがおり、バリチェロは優勝を狙うどころか、ウェーバーから2位を守らなければならない状況になっている。

63周目 ヴェッテルがとうとうマッサをオーバーテイクして4位に浮上。この後のマッサの走りと燃料量が注目される。

残り3周 フェラーリの無線で「1周分足りないからヴェッテルを先に行かせろ。後ろのアロンソとは16秒差があるから」とのコメント。マッサは果たして最後まで走りきれるのか。

残り3周 マッサのラップタイムはとうとう1分28秒台に。

バトンが昨年のイギリス人チャンピオンハミルトンを周回遅れに。

残り1周 1分31秒台で走るマッサの後ろ1.9秒にまでアロンソが迫る。

ここでアロンソがマッサをオーバーテイクして5位に浮上。
 

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ここでトップのバトンがトップチェッカーを受ける。今シーズン4回目の優勝。2位はバリチェロ。これでブラウンGPは今シーズン2回目の1−2フィニッシュ。
マッサはなんとか6位でフィニッシュ。
 
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2009年スペインGPの結果は、1位バトン、2位バリチェロ、3位ウェーバー、4位ヴェッテル、5位アロンソ、6位マッサ、7位ハイドフェルド、8位ロズベルグ、9位ハミルトン、10位グロック、11位クビサ、12位ピケ、13位中嶋、14位フィジケラとなった。リタイアしたのは、ライコネン、コヴァライネン、トゥルーリ、ブエミ、ボーデ、スーティル。
 
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これでバトンは合計41ポイントを獲得してチャンピオンシップのトップを維持、バリチェロが27ポイントで2位、3位は23ポイントのヴェッテルとなった。また、コンストラクターズは、ブラウンGPが今回のレースで18ポイントを加え、合計68ポイントでダントツの1位。2位のレッドブルは38.5ポイント、3位トヨタは今回ノーポイントで26.5ポイントとなっている。

次回は、5月24日、伝統のモナコGPが開催される。
 

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