マスの集中による凝縮感を全身で主張するCBR1000RR。風洞実験を重ね、徹底した空力解析を行なうことによってコントロール性に優れたエアロダイナミクスフォルムを獲得している。スタイリングは同じだが、最高出力は欧州仕様の178PSに対して日本仕様は118PSに低下している。
フロントのショートノーズカウルは、コーナリング時の慣性モーメントによるハンドリングへの影響を低減している。サイドカウルに設けられた縦型のスリットは、整流効果だけでなく、熱マネジメントにおいても優れた効果を発揮する。