公式予選Q1:ヴェッテルがトップタイム、ウェーバーは脱落
2009年F1世界選手権第4戦バーレーンGPは、まもなく公式予選Q1が始まる。セッション前の気温は38℃、路面温度は51℃、湿度13%でドライとなっている。風速6m近くの強い風が吹いている。
ヴェッテルが1分32秒680でトップタイム。ハミルトンが3番手。アロンソは再びアタックをしたが、13番手。中嶋が8番手に飛び込み、なんとか通過。
ここでセッション終了。バーレーンGP公式予選Q1の結果は、1位ヴェッテル、2位トゥルーリ、3位ハミルトン、4位バトン、5位バリチェロ、6位ライコネン、7位グロック、8位中路今、9位マッサ、10位ハイドフェルド、11位コヴァライネン、12位クビサ、13位ピケ、14位アロンソ、15位ロズベルグ。Q1で脱落となったのは16位スーティル、17位ブエミ、18位フィジケラ、19位ウェーバー、20位ボーデの5台。
前戦中国GPで表彰台を獲得したウェーバーがQ1で脱落するという結果となった。
公式予選Q2はまもなく開始される。
公式予選Q2:再びヴェッテルがトップタイム、トヨタの2台が続く
2009年F1世界選手権第4戦バーレーンGP公式予選Q2がまもなくスタートする。セッション前の気温は38℃、路面温度は先ほどよりも1℃下がって50℃となっているが、コンディションはほとんど変わっていない。
バトン、バリチェロが最後のアタックで順位を上げ、トヨタの2台も上位に飛び込んできた。ピケはコースオフしてタイムを伸ばせず。
ここでセッション終了。バーレーンGP公式予選の結果は、1位ヴェッテル、2位グロック、3位トゥルーリ、4位ライコネン、5位バリチェロ、6位バトン、7位アロンソ、8位ハミルトン、9位マッサ、10位ロズベルグ。脱落したのは11位コヴァライネン、12位中嶋、13位クビサ、14位ハイドフェルド、15位ピケの5台。
ここでBMWが2台とも脱落、調子を上げてきていたマクラーレンの1台、コヴァライネンもQ3に進出することができなかった。
公式予選Q3はまもなく開始される。
Q3のセッションが始まり、真っ先にコースに出たのはトヨタのグロック。続いてロズベルグが出る。
残り7分 アロンソがコースに出てこれで全車がコース上。
残り6分30秒 グロックが1分34秒366で最初のタイムをマーク。続いてトゥルーリが1位、ロズベルグが3位に入る。
残り6分 バトンが3番手タイム。ライコネンが4番手に入ってくる。
現在、1分34秒297でトゥルーリがトップ。
残り4分50秒 ヴェッテルが4番手タイム。バリチェロが5番手に飛び込む。
残り4分15秒 アロンソが6番手タイム。
全員が1回のアタックを終えたところでの順位は、1位トゥルーリ、2位グロック、3位バトン、4位ヴェッテル、5位バリチェロ、6位アロンソ、7位ハミルトン、8位マッサ、9位ライコネン、10位ロズベルグとなっている。
残り2分40秒 各車続々とピットレーンに入り、タイヤを交換してまたすぐにコースへと出て行く。もちろん、すべてのクルマがスーパーソフトタイヤを装着している。
残り2分を切り、各車が最後のアタックを行っている。
残り30秒 ハミルトンがセクター1、バトンがセクター2をベストタイムでアタック中。バトンが1分34秒044でトップ、ハミルトンはこれに及ばず2番手タイム。
ここでチェッカーフラッグ。
グロックがバトンを0.3秒上回ってトップタイム。トゥルーリがいいペースでアタック中。
ヴェッテルが2番手タイム。そしてトゥルーリが1分33秒431でチームメイトをさらに0.3秒上回ってトップに立つ。
ここでセッション終了。
バーレーンGP公式予選Q3の結果は、1位トゥルーリ、2位グロック、3位ヴェッテル、4位バトン、5位ハミルトン、6位バリチェロ、7位アロンソ、8位マッサ、9位ロズベルグ、10位ライコネンとなった。
トゥルーリは2005年アメリカGP以来のポールポジション。
トヨタがフロントローを独占した。
公式予選
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time
1 J・トゥルーリ トヨタ 1:33.431
2 T・グロック トヨタ 1:33.712
3 S・ヴェッテル レッドブル 1:34.045
4 J・バトン ブラウンGP 1:34.044
5 L・ハミルトン マクラーレン 1:34.196
6 R・バリチェロ ブラウンGP 1:34.239
7 F・アロンソ ルノー 1:34.578
8 F・マッサ フェラーリ 1:34.818
9 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:35.134
10 K・ライコネン フェラーリ 1:35.380
11 H・コヴァライネン マクラーレン 1:33.242
12 中嶋 一貴 ウィリアムズ 1:33.348
13 R・クビサ BMW 1:33.487
14 N・ハイドフェルド BMW 1:33.562
15 N・ピケ・ジュニア ルノー 1:33.941
16 A・スーティル フォースインディア 1:33.722
17 S・ブエミ トロロッソ 1:33.753
18 G・フィジケラ フォースインディア 1:33.910
19 M・ウェーバー レッドブル 1:34.038
20 S・ボーデ トロロッソ 1:34.159
2009年F1世界選手権第4戦バーレーンGPの決勝レースは、日本時間の明日午後9時にフォーメーションラップがスタートする。
FIA レース前の各車の車体重量を発表
最も軽いのがティモ・グロックで643kg、最も重いのがロベルト・クビサで698.6kgだった。フロントローに並んだトヨタは2台とも軽く、BMWは2台がともに重い燃料を積んでいる。マクラーレン、ルノー、フォースインディアなどは2台の重量に大きな差があり、作戦の違いがうかがえる。
なお、予選で16位だったエイドリアン・スーティルは、予選でマーク・ウェーバーを邪魔したとして19番グリッドに降格となっている。
1 ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ):648.5kg
2 ティモ・グロック(トヨタ):643kg
3 セバスチャン・ヴェッテル(レッドブル):659kg
4 ジェンソン・バトン(ブラウンGP):652.5kg
5 ルイス・ハミルトン(マクラーレン):652.5kg
6 ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP):649kg
7 フェルナンド・アロンソ(ルノー):650.5kg
8 フェリペ・マッサ(フェラーリ):664.5kg
9 ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ):670kg
10 キミ・ライコネン(フェラーリ):671.5kg
11 ヘイッキ・コヴァライネン(マクラーレン):678.5kg
12 中嶋一貴(ウィリアムズ):680.9kg
13 ロベルト・クビサ(BMW):698.6kg
14 ニック・ハイドフェルド(BMW):696.3kg
15 ネルソン・ピケ(ルノー):677.6kg
16 セバスチャン・ブエミ(トロロッソ):678.5kg
17 ジャンカルロ・フィジケラ(フォースインディア):652kg
18 マーク・ウェーバー(レッドブル):656kg
19 エイドリアン・スーティル(フォースインディア):689kg
20 セバスチャン・ボーデ(トロロッソ):667.5kg