一度は行きたいと思っていても、信州・長野県の善光寺の御開帳は7年に1度、しかもの開催の日程に合わせるのが難しかったりして 「牛にひかれて善光寺参り」をまだ果たしていません。家が仏教ではないので、観光目的なのですが、善光寺本堂に安置される御本尊一光三尊阿弥陀如来は、中央に阿弥陀如来、向かって右に観音菩薩、左に勢至菩薩、御開帳の時だけ身代わりとして「前立本尊」に拝されるようになった。大変ありがたいものなのです。
長野市の善光寺で5日、本尊の分身仏「前立(まえだち)本尊」(国重要文化財)の御開帳が始まった。善光寺御開帳は、数え年で7年に1度開催され、前回平成15年の約628万人を超える参拝者が見込まれている。 このご本尊は、654年(白雉5年)以来の秘仏とされていて、一般公開されていない。身代わりとして鎌倉時代に「前立本尊」が造られ、拝されるようになった。しかし、この前立本尊もふだんは御宝庫に安置されており、目にすることはできない。7年に一度の「御開帳」のときだけ、特別にお姿を拝むことができるのだ。 5月31日までの57日間、前立本尊は本堂前に立てられた「回向柱(えこうばしら)」(高さ10メートル)と綱で結ばれる。参拝者が回向柱を触ることで、前立本尊に触れるのと同じ御利益があるとされる。5日午前には開闢(かいびゃく)大法要も行われた。 善光寺では、明日2009年4月5日より5月31日までの間「御開帳」を行うが、すでに特設サイトが公開されている。さらにJANIS(長野県協同電算)はこの期間中、2台のライブカメラで御開帳の様子をインターネット配信する。転送速度は1画面あたり384Kbpsで、カメラ1台につき最大で同時 300アクセスまで可能とのこと。また、今回初めての試みとしてNTTドコモの携帯電話への動画配信も同時に実施される。
長野・善光寺 御開帳を前に回向柱奉納 長野市の善光寺で29日、4月5日から開催される御開帳のシンボル「回向柱(えこうばしら)」の受け入れ式が行われ、2本の柱が牛に引かれて奉納された。 回向柱は、江戸時代に松代藩が本堂の再建に携わった縁で、長野市松代町の住民らが寄進するのが慣習で、今回は長野県小川村で伐採されたスギを使用。式に先立ち、長野市中心部で約千人が参加した奉納行列は、長さ600メートル以上に及び、数万人の見物客でにぎわった。 2本のうち「大回向柱」(長さ10メートル、45センチ角)は、数えで7年に1度、本堂で公開される前立本尊(まえだちほんぞん)の右手と綱で結ばれる。参拝者は柱を触ることで、前立本尊に触れるのと同じ御利益があるとされる。
回向柱は、江戸時代に松代藩が本堂の再建に携わった縁で、長野市松代町の住民らが寄進するのが慣習で、今回は長野県小川村で伐採されたスギを使用。式に先立ち、長野市中心部で約千人が参加した奉納行列は、長さ600メートル以上に及び、数万人の見物客でにぎわった。
2本のうち「大回向柱」(長さ10メートル、45センチ角)は、数えで7年に1度、本堂で公開される前立本尊(まえだちほんぞん)の右手と綱で結ばれる。参拝者は柱を触ることで、前立本尊に触れるのと同じ御利益があるとされる。