BMWデザインワークスとのコラボレーションで生まれた新筐体。BMWデザインワークスは、ドイツの自動車メーカーBMWの子会社で、アメリカ西海岸に本拠を置いている。「BMW Z4」など、グループ企業の自動車製品はもちろんのこと、最近米国で発表された、ThermaltakeのPCケース「Level 10」や、ブラジルEmbraer社のミッドサイズジェット機「Embraer Legacy 500」の内装、伊Saecoのエスプレッソメーカーなど、守備範囲はきわめて多彩だ。
ハイエンドのZ800は、Xeon E5504(2.0GHz)からXeon W5580(3.2GHz)まで、9種類のCPUが選べる。負荷に応じて自動的にクロック周波数を増減するターボブーストにも対応。12基のDIMMスロットを装備しており、将来的に投入される16GBのMMRモジュールを搭載した場合、192GBのメモリーを搭載できる。
OSに関しては、32bit/64bitタイプのWindows XP/Vistaのほか、RedhatなどLinux系のOSも選択できる。Windows 7に関しても対応を進めており、マイクロソフトがリリースすれば、すぐにでも市場投入できる状況にあるという。