やった!?昨年末にF1から撤退した、旧ホンダF1チームが、オーナーをブラウンGPと変えて臨んだF1オーストラリアGPの予選で、見事ジェンソン・バトンがポールポジション、、2位がルーベンス・バリチェロと、シーズン前からの好調を維持して、成果を発揮しました。
2009年F1第1戦オーストラリアGPが3月28日(土)、アルバート・パーク(1周/5.303km、3月29日決勝58周/307.574km)で2日目を迎え、現地時間17時(日本時間15時)から公式予選が行われた。 前日とこの日に行われた3回のフリー走行では、ウィリアムズのニコ・ロズベルグがトップタイムを記録。昨年までの勢力図とは一変している。ロズベルグのチームメートである中嶋一貴は土曜フリー走行で5番手に入り、名門ウィリアムズが復活の兆しを見せている。一方で、2007年チャンピオンのキミ・ライコネン(フェラーリ)はマシンにトラブルが発生し、早々にセッションを終え、ディフェンディング・チャンピオンのルイス・ハミルトン(マクラーレン)はチームメートにも負け12番だった。 予選開始時の天候は晴れ、気温24度、路面温度32度のドライコンディション。 20分で行われる予選Q1で姿を消すのは16位から20位の5台。このセッションも好調のロズベルグがトップタイムを出し、中嶋がそれを上回り、ウィリアムズの1-2体制。しかし、キミ・ライコネン(フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(ルノー)、ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)がトップタイムを塗り替える。2番手にはジェンソン・バトン(ブラウンGP)が続く。 Q1の終盤、ソフト側(スーパーソフト)のタイヤでフェラーリのフェリペ・マッサとライコネンがタイムアタックするも2番手と4番手。残り1分を切ったところでマーク・ウェバー(レッドブル)がトップタイムをマークしたが、ブラウンGPの2台が結局上回った。 Q1で予選を終えた16位から20位は以下の通り。 セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)、ネルソン・ピケJr.(ルノー)、ジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、セバスチャン・ブルデー(トロ・ロッソ)。 予選Q1のトップ5は、ルーベンス・バリチェロ(ブランGP)、ジェンソン・バトン(ブラウンGP)、マーク・ウェバー(レッドブル)、ティモ・グロック(トヨタ)、ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)。
オーストラリGP 予選 順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3 1 ジェンソン・バトン ブラウンGP 1分25秒211 1分24秒855 1分26秒202 2 ルーベンス・バリチェロ ブラウンGP 1分25秒002 1分24秒783 1分26秒505 3 セバスチャン・ベッテル レッドブル 1分25秒938 1分25秒121 1分26秒830 4 ロバート・クビサ BMW 1分25秒922 1分25秒152 1分26秒914 5 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ 1分25秒846 1分25秒123 1分26秒973 6 ティモ・グロック トヨタ 1分25秒499 1分25秒281 1分26秒975 7 フェリペ・マッサ フェラーリ 1分25秒844 1分25秒319 1分27秒033 8 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ 1分26秒194 1分25秒265 1分27秒127 9 キミ・ライコネン フェラーリ 1分25秒899 1分25秒380 1分27秒163 10 マーク・ウェバー レッドブル 1分25秒427 1分25秒241 1分27秒246 11 ニック・ハイドフェルド BMW 1分25秒827 1分25秒504 12 フェルナンド・アロンソ ルノー 1分26秒026 1分25秒605 13 中嶋一貴 ウィリアムズ 1分26秒074 1分25秒607 14 ヘイキ・コバライネン マクラーレン 1分26秒184 1分25秒726 15 ルイス・ハミルトン マクラーレン 1分26秒454 No Time 16 セバスチャン・ブエミ トロ・ロッソ 1分26秒503 17 ネルソン・ピケJr. ルノー 1分26秒598 18 ジャンカルロ・フィジケラ フォース・インディア 1分26秒677 19 エンドリアン・スーティル フォース・インディア 1分26秒742 20 セバスチャン・ボーデ トロ・ロッソ 1分26秒964