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March 20, 2009 space
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コウモリ宇宙へ無賃乗車・・・シャトル外部燃料タンクにしがみついたまま…

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米航空宇宙局(NASA)は17日、若田光一さん(45)ら7人が乗り組むスペースシャトル・ディスカバリーが15日夕に打ち上げられたとき、シャトルの外部燃料タンクにコウモリがしがみついていたと発表しました。しかも無許可・無賃乗車のまま宇宙手前まで行った???
 

318661main_image_1305_428-322.jpg

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 コウモリがしがみついていたのがNASAの監視ビデオなどの分析で判ったそうですが、NASAの監視カメラの性能って・・・驚くほど精度高くないですか?
 
 スペースシャトルが発射されたときの発射速度は、テレビの映像から見ると結構ゆっくりと上昇しているように見えますが、初期加速2分で高度45キロに達するそうです。平均すれば時速で1,350キロ程度(マッハの世界です・・・)でブースターを切り話せば少し加速は落ちて、8分50秒後に高度110〜150キロにもなって、しがみついたコウモリも必死だったのでしょうが、必死でしがみついても宇宙にそのまま行ったら・・・本当に死。。。
 

318581main_1304_428-321.jpg

 
 スペースシャトルの初速よりも、発射時のGにコウモリは耐えたのでしょうか?宇宙に行くシャトルの本体の耐熱タイルには掴る場所が無かったのでしょう。外部燃料タンクは極低温の液体水素や液体酸素が注入されるが、表面に断熱材があり、コウモリがしがみついた部分の温度は15度以下には下がらないということで、偶然つかまったら発射された?
 
107910main_ET_sep.jpg

 
 この無賃乗車コウモリは、体の特徴からオヒキコウモリと呼ばれる種類とみられていて、打ち上げチームは、打ち上げ時に落ちてくる氷の影響でコウモリが逃げると期待していたそうですが、逃げずに、しがみついたまま宇宙の手前、打ち上げ9分後に外部燃料タンクの切り離し死んだと考えられていそうです。外部燃料タンクは、オービターから切り離された後、大気圏に突入して燃え尽きます。外部燃料タンクはシャトルのシステムのなかで、唯一使い捨てにされるユニットです。
 
 
 NASAによると、98年のコロンビア打ち上げでもコウモリが外部燃料タンクにしがみついていたそうです。
 
 

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