阪神タイガースへの「カーネル呪い」は解けるのか?道頓堀川に投げ込まれてもうすぐ四半世紀にもなってしまいそうな、24年の年月を経た3月10・11日になって、1985に大阪・道頓堀川に放り込まれたカーネル・サンダース像の上半身と下半身、腕が発見された。阪神ファンや球団関係者やファンからは『カーネルサンダースの呪い』解けて今年こそ日本一?と大喜び、85年以来のタイガースの日本一を期待する声があがったが。。。肝心のメガネなしで見通しは・・・
カーネルおじさん24年ぶりに生還!?メガネは・・・ 1985年の阪神のセ・リーグ優勝時にファンらに大阪・道頓堀川に投げ込まれ、10日に24年ぶりに上半身が見つかったカーネル・サンダース人形の下半身と右手が11日午前、川底から発見された。左手と両足先、トレードマークのメガネは見つからなかったことから、タイガースの先行きは見通しが悪い???
カーネル人形には、阪神ファンから「呪い」と呼ばれる伝説があった。阪神タイガースが21年ぶりのリーグ優勝を決めた85年10月16日、熱狂的ファンが道頓堀近辺に集結。一部暴徒化したファンがケンタッキーフライドチキン道頓堀店(当時)の店頭に飾られていたカーネル人形を「バースや、バースや!」と叫びながら運び出し、道頓堀川に投げ込んだ。当日は、多数の阪神ファンが川に飛び込むなど、周辺一帯が未曾有の大騒ぎとなった。
これが災いしてか? 阪神の成績は翌年から急降下。3位→6位→6位→5位…と低迷が続き、03年のリーグ優勝まで18年も待たなければならならず、川底で眠ったままの「カーネルサンダースの呪い」とささやかれていた。その後、05年にもリーグ優勝はしたものの、いずれも日本シリーズで負けており、85年以来、日本一になっていない サンダース像は、朝日放送の人気番組「探偵!ナイトスクープ」が過去に川を捜したことがある。大阪市も数年に1度、船でヘドロやごみを取り除く作業をしているが、これまで見つからなかった。今回は、遊歩道工事のため不発弾がないか川底まで徹底的に調べたので見つかった。 市発注の道頓堀川の遊歩道工事を請け負った業者のダイバー1人が、新戎(えびす)橋(大阪市中央区道頓堀2丁目)下流の上半身の発見地点近くに潜り、捜索開始から3分後に右手、20分後に下半身をヘドロの中から掘り出し、引き揚げた。その後も、周辺を丹念に調べたが、左手などは確認できず、50分後に捜索を打ち切った。工事関係者は、見つからなかった部分は像が流されるうちに砕けたとみている。午前11時25分ごろ、上半身と下半身を合体させ、同じ人形のものと確認した。
身長176センチ、体重26キロの当時の姿をほぼ取り戻した人形について、大阪市は日本ケンタッキー・フライド・チキン社に引き渡す方針。このため阪神電鉄は11日、同社に「ぜひ甲子園球場に飾らせてほしい。阪神ファンにとっては悲願です」と申し入れた。同社も「象徴的な人形。意向に添いたい」(広報室)としており、同球場内の甲子園歴史館(仮称)かケンタッキーフライドチキンの店舗に展示されることになりそうだ。
カーネル・サンダース - Wikipedia ハーランド・デーヴィッド・サンダース(Harland David Sanders、1890年9月9日 - 1980年12月16日)は、ケンタッキーフライドチキンの創業者。称号はケンタッキー・カーネル。カーネル・サンダースとして知られている。なおカーネル(英:colonel)というのは名前でも、通常用いられる軍の大佐の意味でもなく、ケンタッキー・カーネルというケンタッキー州に貢献した人に与えられる名誉称号(名誉大佐)である。また、フリーメイソンのメンバーでもある。