リーマンショックで家庭でご飯を食べる人が増えているそうです。家庭でも節約レシピが活躍しているご時世に、究極の節約メニューとも?学生時代の主食とも言える「ねこまんま」が最近になってブームだそうです。「ねこまんま」の火付け役は、アース・スター エンターテイメントが企画制作した料理本「おとなのねこまんま - あったかごはんを極うまに食べる136」が発売され、男でもすぐできる料理として注目を浴びて、発売からたった1か月で、2万冊以上売れているヒット商品になったそうです。2万冊でヒット商品なんですね・・・何万冊とかどこがヒットの基準なのかもちょっと興味ありますが、話がそれるので止めておきましょう。きっと基準なんてないでしょうから。。。
「分量、適当でごはんにのせるだけ」という、超簡単な「ねこまんま」を136種類紹介した同本。シンプルかつオリジナリティ溢れるメニューが魅力で、レシピ集にも関わらず男女共に人気だという。 本書は、日本人なら誰でも知っている簡単料理"ねこまんま"の更なる可能性を追求したというレシピ集で、火を使わずに2工程で完成できる136のレシピが紹介されている。また、材料のほとんどが「適量」と表記されており、誰にでも手軽に究極の簡単料理「おとなのねこまんま」が作れるという。 136のレシピは全14種類の材料別に分類されており、かつおぶし系(全11品)、バター系(全10品)、たまご系(全10品)、豆腐系(全8品) など、どの家庭でも常備されている食材を中心に紹介されている。ねこまんまの定番メニュー、みそ汁系(全10品)も掲載されており、残り物系(全9品)、缶づめ系(全8品)、瓶づめ系(全9品)など、お財布に優しいレシピもあるとのこと。オールカラー160ページで、価格は1,000円(税抜)。 「普通の料理本では、男性購入者が1割程度なんですが、『おとなのねこまんま』に関しては、3〜4割は男性です。特に20代・30代が多いようですね」と言うのは、同本をプロデュースした中島さん。 「レシピと呼ぶにはあまりにも簡単なんですが(笑)、好きなだけ入れるという“適当さ”や、火を使わないでできる“手軽さ”、そして何より1食30円程度でできるという“リーズナブル感”が受けているのだと思います。また、サブカルチャー本としての魅力も男性に刺さったのかも知れませんね」 鰹節をかけるタイプを「ねこまんま」と呼ぶ人と、みそ汁をかけるタイプを「ねこまんま」と呼ぶ人がいて、カルチャーとしても掘り下げたら面白そうだ。この人気を受け、「SHIBUYA DINING ぷん楽」(東京都渋谷区)では、同本のレシピより、「いくらと青じそのたまごまんま」など3メニュー(全480円)を提供している。 「今では、1日1メニューで20食以上出ることもある人気メニューです。ワンコインなので、男性ではおかわりをされる方もいらっしゃいますよ。また、グループで分け合いながら楽しむお客様も多いですね」(「SHIBUYA DINING ぷん楽」伊地知さん)
冷蔵庫の残り物で、簡単かつ超安上がりにできる「ねこまんま」は、この不況を乗り切る究極レシピなのかも。さっそく、本も参考にしながら、自分だけの「ねこまんまレシピ」を作ってみては?
ねこまんまとは、 - Wikipedia 1. 飯の食べ方に与えられる俗称。ねこめし(猫飯)とも呼ばれる。「まんま」とは、飯の幼児語。飯に鰹節をかけ混ぜ込んだものを言う地方と、飯に味噌汁、特にダシをとった煮干の残り物をかけたものをそう呼ぶ地方とに分かれる。後者は、総じて、日本の食事マナー上では好ましくないとされる食事法を指すことが多い。 2. 字義通りの猫の餌のこと。1.に列挙したようなものに加えて、たとえば鰹節ではなく魚の食べ残しを御飯に乗せたものなど。この場合は完全に人間の食物としては扱われない。一説には、こちらが本義とされる。 鰹節をかけた飯 鰹節ねこまんま 飯に鰹節をかけ、混ぜ込んだものをねこまんまと呼ぶ地方は、主に東日本に見られる。かけた鰹節の上に醤油をかけるかかけないかも文化や各人の嗜好等によって異なる。北海道では醤油にバターが加えられることが多い。 汁をかけた飯 汁をかけた飯をねこまんまと呼ぶ地方は、主に西日本に見られる。かける汁は味噌汁が多いが、すまし汁や豚汁など、味噌汁でない汁をかけてもねこまんまと呼ばれる。他の地方では汁かけ飯、ぶっかけ御飯、犬飯などとも呼ばれる。