富士フイルムの新製品『FinePix F200EXR』は、通常のコンパクトデジタルカメラとそう違いはないように見えるが、撮像素子の設計が異なっている。このカメラには、新開発の『スーパーCCDハニカム EXR』が初搭載されている。
富士フイルム『スーパーCCDハニカム EXR』は、同じ色の画素が2つずつ連続した配置になっている。これにより、2つの画素を1つの画素として扱うことができるため、事実上、感度が2倍になるというわけだ。もちろん、2つの画素はそれぞれ微妙に異なる情報を記録しているため、解像度が損なわれることはない。