NTTドコモは、本日パケット定額サービス「パケ・ホーダイ ダブル」の改定を発表しました。これまで定額対象外となっていたパソコン接続時のパケット通信も定額サービスの対象となるので、「知らなかったから」と高額請求で問題になることもなくなるんでしょう。でも・・・適用は2009年4月1日からなので注意が必要ですよ。
これまで「パケ・ホーダイ ダブル」は、「iモード利用時」は上限4410円、「iモードフルブラウザ利用時」は上限5985円の2段階の定額で利用できたのですが、パソコン利用時は、無制限の高額請求の可能性もあり、知らなかったと言った人から請求に関して問題にもなっていました。 今回新たに改定されて、ケータイをパソコンに接続してパケット通信を使っても、月額上限は1万3650円で利用できるようになったのです・・・(iモードやiモードブラウザをまったく使わなくても、月額980円はかかる。 すでに数多く登場しているFOMAハイスピード対応ケータイなら、下り最大7.2Mbpsの高速データ通信が使い放題になるので、このように料金の天井が決まった。これでケータイをパソコンに接続しても、パケ死を気にせず安心して使えるようになります。びくびくしながら使っていた人は、これで一安心ですね。 さて、ここで注目したいのは、「L-02A」などのデータ通信端末で「定額データプラン HIGH-SPEED」を使っていたユーザーにとって、どちらかがお得かということでしょう。 「定額データプラン HIGH-SPEED」とは月額利用料金が上限1万500円で、FOMAハイスピードを利用できるサービスですが、このプランには、「2年間の契約」といった条件が加わるものの、最大3780円値引きをしてくれる「定額データ割 HIGH-SPEED」といったものがあって。つまり、上限6720円でFOMAハイスピードが使い放題だったのです。 このように単純にデータ通信サービス料金の比較だけなら、「パケ・ホーダイ ダブル」より「定額データプラン HIGH-SPEED」のほうが安くなるのですが、後者は音声端末は利用できないため、他にケータイが必要となります。そのため、携帯+データ通信端末の基本使用料金で、ある意味2重に基本料金が必要になっていました。 パソコンのデータ通信や通話、iモードのメールやコンテンツも利用するユーザーは、「パケ・ホーダイダブル」を検討する価値は十分あるでしょう。特に、ケータイとデータ通信カードを両方持ち歩かなくてもデータ通信が使えるというのは、嬉しいユーザーも多いのではないでしょうか。
でも“特に利用の多い、ごく一部のユーザー”は制御対象 従来通り、繁華街など通信が混雑する場所・時間帯での制御に加えて、“通信量が多いごく一部のユーザー”についても通信速度を抑えるという制御が行われる。 対象となるユーザーの端末だけに絞って制御する、という形になる見とのことで、制御方針を変更する理由については「ネットワーク利用の公平性という観点から、ごく一部のユーザーが占有しているのは問題があると判断した」と説明している。 対象は、パケ・ホーダイ、パケ・ホーダイ フル、パケ・ホーダイ ダブル、Biz・ホーダイ、Biz・ホーダイ ダブル、定額データプランとなる。iモード端末やスマートフォン、パソコンと、対象端末はバラバラだが全ての端末の通信状況をチェックして、制御するという。 ドコモでは今回のネットワーク制御方針の改定後、制御対象基準は公開しない。同社では「混雑する場所、時間帯に加え、過去数日間という直近の利用実績を参考にネットワーク制御を行う。基準は明示しないが、利用状況を見ながら柔軟に対応していく」としている。
対象は、パケ・ホーダイ、パケ・ホーダイ フル、パケ・ホーダイ ダブル、Biz・ホーダイ、Biz・ホーダイ ダブル、定額データプランとなる。iモード端末やスマートフォン、パソコンと、対象端末はバラバラだが全ての端末の通信状況をチェックして、制御するという。 ドコモでは今回のネットワーク制御方針の改定後、制御対象基準は公開しない。同社では「混雑する場所、時間帯に加え、過去数日間という直近の利用実績を参考にネットワーク制御を行う。基準は明示しないが、利用状況を見ながら柔軟に対応していく」としている。