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January 15, 2009 space
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ソニーHDR-XR520V GPS内蔵 HDDビデオカメラ 1GB分世界地図データを収録。

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ソニーから新しいHDDビデオカメラ「HDR-XR520V」が発売されますが、注目はGPSと地図データの内臓でしょう。これで世界中どこで撮影しても、撮影場所をビデオカメラが覚えていてくれるので、懐かしい思いでも後で見て現地に行った記憶が鮮明に蘇るでしょう。
 

500V520V_lead.jpg

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 「HDR-XR520V」GPS機能を内蔵し1GB分の世界地図データを収録。
 
500V520V__03.jpg 液晶モニタの裏側部分にGPSユニットを内蔵。HDDに1GB分の世界地図データを収録。ナビ機能は備えていないが、現在位置を知ることができる。縮尺は 25m〜3,000km。日本を含む主な都市の道路や主な建物のアイコンなどを収めているが、カーナビのような詳細な地図ではなく、おおまかな場所がわかる程度のGPS/地図機能になっている。
 
 
 撮影を開始すると、位置情報もデータに盛り込むことが可能。撮影した場所が地図でマークされ、地図から動画の選択/再生ができる。付属のPC用動画閲覧 /管理ソフト「Picture Motion Browser」で動画を再生する際も地図情報を参照でき、Googleマップの上に撮影ポイントを表示することも可能。海外の地図も収録しているため、海外旅行での撮影にも対応できる。
 

500V520V_03.jpg

 
 残念ながら・・・位置情報を更新しながら撮影することはできない。
 
 位置情報は10秒おきに更新されるようですが、撮影動画に付与される位置情報は撮影を開始した時点のもので、撮影しながら移動しても位置情報は更新されないそうです。ユーザーが10秒ごとに録画/停止を繰り返すことで擬似的な軌跡表示は可能ですが、そんな面倒なことはやりませんよね。
 
 自動車など移動しながら撮影してもルート跡は確認できないんですね。。。ちょっと残念ですが、今後出来るようになればいいな。
 
 このGPS機能のON/OFFでの消費電力の差は「間欠動作をしているため、ONにしていても撮影可能時間などにほとんど差は無い」ということで、標準でONのまま使うのは問題ないようです。
 
 
 「裏面照射型CMOSイメージセンサー」を初めて採用で感度は従来比約2倍にアップ。
 
 ソニーが開発した「裏面照射型CMOSイメージセンサー」を初めて採用したビデオカメラで、従来の表面照射型CMOSでは、受光部(フォトダイオード)を形成する基板表面側の配線やトランジスタが、オンチップで集光した入射光の妨げとなり、高画素化でセルピッチが狭くなることによる感度低下に拍車をかけていた問題を改善しています。
 
 そこで、独自のフォトダイオード構造とオンチップレンズを新開発。感光部が配線回路の上面にくるようにした裏面照射構造を実現し、セルピッチを狭くしても、回路の影響を受けることなく単位画素に入る光量を増大、入射角変化に対する感度低下も抑えたそうなんです。
 
 これにより、感度は従来比約2倍にアップ。夜景撮影時などの暗部ノイズを劇的に低減させている。同社ではこのセンサーを「Exmor R」と命名。画素配列はクリアビッド配列で、総画素数は約663万画素(1/2.88型)。1,200万画素の静止画撮影も可能で、動画撮影中に830万画素静止画の同時撮影も行なえる。信号処理システムLSIには「BIONZ」を採用している。
 
 
 レンズはデジタル一眼レフカメラ「α」シリーズのソニーGレンズ採用
 
 レンズ部も改良され、2枚羽根の民生用ビデオカメラでは、ボケ味が菱形になってしまうという問題があったのが、 6枚羽根を採用することで円形に近い綺麗なボケ味を実現しているそうです。ギザギザ画像がぼやぼや画像になるってことで、絞り羽根を従来の2枚から6枚に増やした効果が大画面テレビでも確認できるでしょう。
 
500V520V_02.jpg

 
 レンズはデジタル一眼レフカメラ「α」シリーズで培ったソニーGレンズを採用している。フィルタ径は37mm。光学12倍ズーム(f1.8〜3.4)で、35mm換算時の焦点距離は43〜516mm。

 手ブレ補正機能も大幅に強化され、従来の補正回路では、上下左右各方向の補正角を10倍広く持つことで、例えば歩行しながらワイド端で撮影しても、足からの振動を補正。滑らかな移動映像が撮影できるようになったそうです。
 

500V520V__004.jpg

 
 この強力な補正機能は「アクティブモード」と名付けられており、ON/OFFが可能。ONにすると映像の外側の解像感が若干落ちるため、静止した状態で撮影する時にはOFFにした通常の手ブレ補正機能を利用するなど、使い分けができる。
 
 
 別売りアクセサリーとして、Bluetoothに対応したワイヤレスマイク「ECM-HW2(21,000円)」も発売されるそうなので、ちょっと離れたところで撮影しながら音だけ拾うこともできるのは、いろんなシーンで活躍できそうです。
 
 
Sony Styleロゴ_124_40

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HOMENews BlogsDigitalCamera SONY | January 15, 2009 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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