ソニーから新しいHDDビデオカメラ「HDR-XR520V」が発売されますが、注目はGPSと地図データの内臓でしょう。これで世界中どこで撮影しても、撮影場所をビデオカメラが覚えていてくれるので、懐かしい思いでも後で見て現地に行った記憶が鮮明に蘇るでしょう。
「HDR-XR520V」GPS機能を内蔵し1GB分の世界地図データを収録。 液晶モニタの裏側部分にGPSユニットを内蔵。HDDに1GB分の世界地図データを収録。ナビ機能は備えていないが、現在位置を知ることができる。縮尺は 25m〜3,000km。日本を含む主な都市の道路や主な建物のアイコンなどを収めているが、カーナビのような詳細な地図ではなく、おおまかな場所がわかる程度のGPS/地図機能になっている。 撮影を開始すると、位置情報もデータに盛り込むことが可能。撮影した場所が地図でマークされ、地図から動画の選択/再生ができる。付属のPC用動画閲覧 /管理ソフト「Picture Motion Browser」で動画を再生する際も地図情報を参照でき、Googleマップの上に撮影ポイントを表示することも可能。海外の地図も収録しているため、海外旅行での撮影にも対応できる。
手ブレ補正機能も大幅に強化され、従来の補正回路では、上下左右各方向の補正角を10倍広く持つことで、例えば歩行しながらワイド端で撮影しても、足からの振動を補正。滑らかな移動映像が撮影できるようになったそうです。