白いイチゴ「初恋の香り」がこの冬、店頭に初めて登場した。熟れても赤く色づかない白いイチゴが滋賀県栗東市の観光イチゴ園「サンシャインヴィレッジ」で実り始めた。 山梨県の種苗会社が開発した「初恋の香り」を、全国で数軒しか栽培していないという新品種。この観光イチゴ園では昨年から試験栽培を始め、今年初めて紅白のイチゴを入れたお歳暮ギフトとして出荷する。
山梨県の種苗会社などが新品種として開発に成功し、東京都内の百貨店で売り出したところ、赤いイチゴと一緒に詰めた紅白パックがすぐ完売した。ブライダル業界などから「結婚式に使いたい」といった問い合わせも相次いでいるという。