この製品の独自性は、通常のサウンドカードとしての機能に加えて、HDMI入出力を備える点でしょう。入力コネクタはDVIまたはHDMIを接続可能で、入力データに音声データを追加、さらに入力映像も高画質化した上でHDMI出力できるという。HDMIのサウンド出力についてはDolby TrueHD、Dolby Digital Plus、DTS-HD Master Audioなどに対応している。
また、サウンドカードとしては異色の画質向上機能だが、これは同社のオリジナルチップ「Splendid HD Video Processor」を利用したもの。機能としては、低解像度映像を含む映像のシャープ化やカラーの強調、暗部補正などが挙げられており、これらはCPU の負荷無しで利用できるとされる。対応解像度は480i〜1080pで、画質向上モードとしては「Photo」「Video」「Game(要ASUS製ビデオカード)」が用意されている。HDMIはHDMI 1.3対応。