ルイス・ハミルトン 憧れの車「マクラーレンF1LM」欲しさに３度のF1ワールドタイトルを誓う！

　
デニスは、もしもハミルトンがマクラーレンで３回タイトルを獲得した場合、現在はウォーキングのファクトリーに飾られている貴重なロードカー「Ｆ１ ＬＭ」をハミルトンに譲ることを彼が昨年にＦ１キャリアを始める前に約束している。
　

　
「このクルマがほしい。ロンからもらいたいよ」と、ハミルトンはＢＢＣに語った。「３度のタイトルのためなら間違いなく一生懸命努力するだろうね。僕たちは約束をしているんだ。３度のワールドタイトルを獲得するってね。あのクルマは僕がずっと欲しがっているものなんだ。クルマの本を持っているんだけど、僕が１０歳くらいの時にクリスマスにもらった素敵な本だよ。オレンジのマクラーレンＦ１ＬＭがその本の前に載っているんだ。それ以来、僕にとって夢のクルマだよ」
　
「マクラーレンと契約を交わした時、ファクトリーに行ってそのクルマを見たんだけど、それ以来その前を通る度にじっと見てしまうんだ。アイルトン・セナの１９８９年のクルマを除いては、今日まで僕が唯一足を止めてしまうクルマさ」
　

McLaren F1-LM 1995
　
　1995年のルマン２４時間レースで、マクラーレンＦ１は初参戦にして初優勝という快挙を成し遂げました。これを記念して数台だけ製作されたのが、Ｆ１ロードカーのエボリューション・モデル「ＬＭ」です。
　

　
　その外観はルマン優勝車にならったもので、ＯＺ製５スポーク・ホイールや、エアダム形状のフロントバンパー、サイドスカート、リアエンドのデフューザー、そしてテールに背負ったウィングまで、９５年のルマン出場車と全く同一のパーツを使っています。

　
　ハミルトンがあと数年でこのマクラーレン製のロードカー「F1 LM」を手に入れたら、彼は次の目標として、名誉を得るチャンスがあるかもしれない。
　
　
　アーバイン　「ハミルトンはいつかフェラーリに」
　
　元フェラーリドライバーのエディー・アーバインは、ハミルトンがＦ１史上最年少のチャンピオンになった今年の最終戦を楽しんだ。彼は、ハミルトンがいつかフェラーリに加入してスーパースターとなることを期待している。
　
　エディー・アーバインは、ハミルトンがＦ１にとってパーフェクトなチャンピオンであると信じている。
　
「ルイスがデビューからわずか２年目で達成したことは、Ｆ１にとって素晴らしいことであり、彼は私にとって久しぶりのまともなＦ１チャンピオンだ」とアーバインはヴァージンメディアの自身のコラムで語った。
　
「シューマッハやアロンソのように、クルマから降りれば超つまらないチャンピオンをこれまでに見てきただろう。ルイスはしゃべることもできるし、見た目もいい、ポップスターのガールフレンドがいて、大衆に対して大きなアピールになる。これはＦ１にとっても素晴らしいことだ」
　
　ハミルトンのＦ１での将来については、アーバインは次のように語った。
　
　「オーケー、彼はマクラーレンであと何回か勝つかもしれないし、ロン・デニスへの忠誠心もある。しかし、彼はいつかフェラーリに行くだろう。私はフェラーリにいたので、あのチームがどんなチームだか見てきた。あそこは他のどのチームとも違う。彼はスーパースターとしてあのチームに行くだろうし、私は彼があのチームに行くべきだと思っているよ」