ライカが 30×45mm という新しいプロ用のシステムを出してきました。ライカとして新しいシステム「Leica S-System」と呼称しており、その第1弾となる。見かけは35mm判フルサイズ(ライカサイズ)のままだが、撮像面積は約60%増しで 3750万画素。プロ用の新しい 「デジタル Sシステム」は、35mmフルサイズ・デジタル一眼レフを使用するプロのステップアップ用だと断言するライカ。
ライカが言う中判デジタル一眼レフカメラというにはボディは小さくポータブル。ライカらしいエルゴノミックデザインが独特のインパクトを与える。 確かに、これより大型のシステムを駆逐できるかもしれないし。従来のフルサイズを超える30x45mmの大判CCD(56%大きい)と37.5MPという解像力、これをキヤノンとかニコンのフラッグシップ一眼よりコンパクトにまとめたというのは驚きです。 もともとライカ判と呼ばれる現在の24x36mmのフィルムフォーマット(デジタルではフルサイズと呼ばれますが)を創始したのはライカなので、ライカ自身が新しいフォーマットを定義しなおしたとしても良いでしょう。 「ほかの会社は機能をいじっているだけだが、我々ライカはコンセプトを変える」 と誇らしげにうたわれています。