サムスンが APPLE iPhone キラーとして開発した「OMNIA」のブランド名を冠したサムスン電子製携帯電話を日本ではSoftBankが「930SC」として発売します。しかし・・・海外で販売されている「OMNIA」の名前は同じなんですが、搭載されたOSがWindows Mobile端末ではなく、タッチパネル式の普通の携帯電話のようで、正確には見た目?「OMNIA」なんちゃって「OMNIA」なんです。
本当の「OMNIA」と同じ操作体系で、タッチパネル式のユーザーインターフェイスを採用しているソフトバンク版の「OMNIA」は、スマートフォンの「X」シリーズではなく、通常の音声端末のラインナップとして登場することになるようです。例の?インターネット・マシン化した携帯電話の1機種なんですね。 そのため通信料なども通常音声端末の料金が適用されて、パケット料金もちょっとだけ安く使えそうです。W-CDMAの能力的には、下り最大7.2MbpsのHSDPA方式に対応する。7.2Mbps対応はソフトバンクでは初めての機種でもあります。 UIは本当の「OMNIA」と同じサムスンのタッチパネルインターフェイス「TouchWIZ UI」を採用して、国内ではW-CDMA、海外ではW-CDMAのほかGSM方式もサポートする。 大画面の液晶ディスプレイは、3.3インチ、ワイドVGA(480×800ドット)、最大26万色表示のタッチパネル式液晶を搭載して、静電容量方式のiPhoneとは異なる感圧式液晶パネルを採用しているので、スタイラスや爪などでも操作できるようです。 iPhone 独特の2点操作が可能なマルチタッチディプレイではなく、1点感圧式となるため、操作感的にはいまいち?な感じがします。また、ディスプレイを押すとバイブレーションし、押下したことが判別しやすいようになっている。 搭載するカメラは515万画素のオートフォーカスカメラ(CMOS)、サブカメラは11万画素CMOSが搭載され、手ぶれ補正や逆光補正のほか、撮影した人物写真の顔を認識して、電話帳データと連動できる「顔リンク」機能といったものが用意される。カメラは半押しでフォーカスを合わせられる。内蔵メモリは 8GB、microSDHCカードスロットを装備する。撮影した写真にタッチパネル操作で手描きのイラストなども加えられる。
主な仕様(予定) 通信方式 国内 W-CDMA方式 海外 W-CDMA方式、GSM方式(900/1,800/1,900MHz) サイズ(幅×高さ×厚さ)/重さ 約58.1×115.2×13mm(突起部除く)/約127g 連続通話時間/待受時間 W-CDMA網 約250分/約400時間(静止状態)※1 GSM網 約350分/約450時間(静止状態)※1 「ワンセグ」連続視聴時間 約3時間※2 ディスプレー 3.3インチフルワイドVGA(480×800ドット)液晶(最大26万色) モバイルカメラ(画素数/タイプ) メイン 有効画素数515万画素/ CMOS(オートフォーカス・手ブレ補正対応) サブ 有効画素数11万画素/CMOS 外部メモリー/推奨容量 microSDHC™カード(別売)/最大8GB カラーバリエーション ホワイト(写真参照)、ブラック、レッド