液晶のシャープが渾身の最新作としてSoftBank向けに開発した「931SH」は、マルチタッチ対応のユーザーインターフェイスを採用した。タッチパネルでほとんどの操作できることから「FULLTOUCH(フルタッチ)」という愛称が付けられている。
SoftBank2008年冬モデル、「モバイルウィジェット」に対応する唯一のモデル。 ディスプレイは、3.8インチ、1024×480ドットのハーフXGA、最大26万色表示のNewモバイルASV液晶を搭載する。スライド機構を採用し、操作キーやテンキーも装備する。6軸加速度センサーや地磁気センサーを搭載しており、端末を横にすると、画面表示も横長表示へ自動的に切り替えられる。 タッチパネルは、複数箇所触れて操作するマルチタッチ型。圧力検知ではなく、静電容量で触れたかどうか検知する。メニュー操作や文字入力だけではなく、画像やWebサイトを見る際には指2本を使って、広げて拡大・狭めて縮小といった操作ができる。また、カメラ撮影時には、フォーカスしたい部分をタッチすれば、その部分に焦点が当たる。ゲームの操作やカメラのシャッターなどもディスプレイに触れて操作できる。 Symbianなどのプラットフォームではなく、従来のソフトバンク向け端末と同じソフトウェアプラットフォームでありながら、各所をブラッシュアップして、操作性を向上させたという。
主な仕様(予定) 通信方式 国内 W-CDMA方式 海外 W-CDMA方式、GSM方式(900/1,800/1,900MHz) サイズ(幅×高さ×厚さ)/重さ 約52×115×16mm(突起部除く)/約130g 連続通話時間/待受時間 W-CDMA網 約250分/約340時間(静止状態) GSM網 約230分/約320時間(静止状態) 「ワンセグ」連続視聴時間 約4時間 ディスプレー 3.8インチハーフXGA(1,024×480ドット) NewモバイルASV液晶(最大26万色) モバイルカメラ (画素数/タイプ) 有効画素数520万画素/CMOS(オートフォーカス・手ぶれ補正対応) 外部メモリー/推奨容量 microSDHC™カード(別売)/最大8GB カラーバリエーション ブラック、シルバー、ピンクゴールド、レッド