マイクロソフトは以前から開発コードネームとして「Windows7」と呼んでいた、次期クライアントOSの正式名称を「Windows 7」に決定したと発表しました。Windows3.1以降はOSの名称に関して混迷してきた時代を経て、マイクロソフト社内で開発したOS7番目として正式に採用されることになります。
この「Windows7」の名称に関しては、正式な発表の前に、マイクロソフト社の担当者がブログで明らかにしたもので、これまでコードネームだったものが、そのまま製品名に引き継がれることを明かしている。マイクロソフト社のWindows製品では会社からの正式発表前に、最も大切な製品の名称を公表したことは初めてのこととなる。 過去に発表されたクライアントOSの名称は、バージョン名(Windows 3.1)、年代(Windows 98)、抱負(Windows Vista)などが用いられていたが、今回は製品の開発世代名がそのまま製品名となった。 この名称の理由についてマイクロソフト社では、毎年出しているわけではないので年代はふさわしくなく・・・ビジョンをそのまま名称に採用しても新OSで達成しようとしていることをすべて公正に表現できないことから、今回はシンプルにしたと理由を述べている。 新OSについては、10月に米国で開催されるWinHEC、PDCといったイベントで詳細が明らかにされる予定で、2009年中に発売を予定している。 □Windows Vistaチームブログ(英文)