ブラジル北海岸にあるレンソイス大砂丘は、大西洋、アマゾン川河口から東へ約700 km、州都サン・ルイスから東へ約260 kmに位置しています。Oasis Lençois レンソイスとはポルトガル語でシーツの意味です。真っ白に敷き詰められた砂がシーツを広げたように一面に広がっています。この砂は水晶の成分である石英で出来ていて、不純物を含まず長い年月にわたり研磨されたため、光を強く反射して光り輝きます。
ブラジル・マラニョン州にあるレンソイス大砂丘は、地球にはまだ手つかずの美しい自然があると気づかされる神秘的な場所です。 赤道付近の大西洋から吹き付ける東風は、海岸に沿って幅約50 kmにわたって真っ白な砂丘を作り出し、内陸に向かって数十kmにも及ぶこの大砂丘の面積はおよそ1,550 km2で東京23区の約2.5倍に達します。1981年、この大砂丘を中心に自然を守るためレンソイス・マラニェンセス国立公園が作られました。