F1世界選手権シリーズ今季第14戦、イタリアGPは13日、モンツァ・サーキット(1周5.793キロ)で20台が参加して公式予選を行い、トロロッソ・フェラーリのセバスチャン・フェテル(ドイツ)が1分37秒555で、参戦22戦目で初のポールポジション(PP)を獲得した。
22戦目でのPPはアラン・プロスト(フランス)、ジル・ビルヌーブ(カナダ)の23戦目を上回る史上単独44位の早さ。トロロッソにとっても前身のミナルディを含めて初のPPとなった。
公式予選 Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time 1 S・ヴェッテル トロロッソ 1:37.555 2 H・コヴァライネン マクラーレン 1:37.631 3 M・ウェーバー レッドブル 1:38.117 4 S・ボーデ トロロッソ 1:38.445 5 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:38.767 6 F・マッサ フェラーリ 1:38.894 7 J・トゥルーリ トヨタ 1:39.152 8 F・アロンソ ルノー 1:39.751 9 T・グロック トヨタ 1:39.787 10 N・ハイドフェルド BMW 1:39.906 11 R・クビサ BMW 1:36.697 12 G・フィジケラ フォースインディア 1:36.698 13 D・クルサード レッドブル 1:37.284 14 K・ライコネン フェラーリ 1:37.522 15 L・ハミルトン マクラーレン 1:39.265 16 R・バリチェロ ホンダ 1:36.510 17 N・ピケ・ジュニア ルノー 1:36.630 18 中嶋 一貴 ウィリアムズ 1:36.653 19 J・バトン ホンダ 1:37.006 20 A・スーティル フォースインディア 1:37.417
ヴェッテル 「信じられないくらい素晴らしい」 セバスチャン・ヴェッテルは、難しいコンディションとなったモンツァでの予選で、自身初の、そしてトロロッソチームにとっても初めてのポールポジションを獲得して歓喜の声を上げた。 「本当に信じられないくらい素晴らしいよ」とヴェッテルは語った。「エンジニアたちと、ウェットだったらポールポジションを狙おうなんて冗談で言っていたんだ。コース上は水がとても多くて、特にアスカリでは何が起こるか分からなかった。クルマのコントロールを失わなかったのは、ただ単に運が良かっただけだよ」 「ポールポジションがとれるなんて夢にも思っていなかったし、2つのイタリアチームがこのイタリアにきて、みんなフェラーリは知っているけど、この結果でみんなが同じようにトロロッソも知ってくれると嬉しいね」と彼は続けた。「昨日のフリー走行もウェットで、あまり調子が良くなかったんだ。でも夜通し作業をして、正解のセッティングを見つけたんだ。午前中のフリー走行が終わったときには、ウェットでのいいセッティングが見つかって、クルマのバランスがとても良くなっていた。こういうコンディションでセッティングが決まれば、とてもうまくやれるんだよ」 「快挙の秘密なんて何もない。僕たちはただベストを尽くして走り、このコンディションに慣れていっただけだ」と彼は続けた。「常に、物事は雨の量次第だった。Q2では僕はかなり早めにタイムを出して、セッションが進むにつれて雨が激しくなっていったので、待ってからラップをしようとしていた人たちは運が悪かったね。天気予報は5分ごとに変わっていたから、僕たちはとにかくコース上に留まって走り続けて、このコンディションを最大限に利用したんだよ」
「ポールポジションがとれるなんて夢にも思っていなかったし、2つのイタリアチームがこのイタリアにきて、みんなフェラーリは知っているけど、この結果でみんなが同じようにトロロッソも知ってくれると嬉しいね」と彼は続けた。「昨日のフリー走行もウェットで、あまり調子が良くなかったんだ。でも夜通し作業をして、正解のセッティングを見つけたんだ。午前中のフリー走行が終わったときには、ウェットでのいいセッティングが見つかって、クルマのバランスがとても良くなっていた。こういうコンディションでセッティングが決まれば、とてもうまくやれるんだよ」
「快挙の秘密なんて何もない。僕たちはただベストを尽くして走り、このコンディションに慣れていっただけだ」と彼は続けた。「常に、物事は雨の量次第だった。Q2では僕はかなり早めにタイムを出して、セッションが進むにつれて雨が激しくなっていったので、待ってからラップをしようとしていた人たちは運が悪かったね。天気予報は5分ごとに変わっていたから、僕たちはとにかくコース上に留まって走り続けて、このコンディションを最大限に利用したんだよ」