アップルが噂のとおり9日にデジタル携帯音楽プレーヤー「iPOd」シリーズの新型を発表しました。日本では10日から順次出荷されます。新型ナノは厚さが6・2ミリ・メートルとシリーズで最も薄い。本体の向きを検知できる加速度センサーを備え、横画面で動画や写真を楽しめる。本体を振ると曲をランダムに選べる機能も備えた。また、アイポッドの上位機種「タッチ」の新型も同時に発表し、スピーカーを内蔵するなど使い勝手を向上させています。
■リコメンド機能を搭載した「iTunes 8」 iTunes 8では、楽曲のリコメンド機能「Genius」を搭載。楽曲を選択してGeniusボタンをクリックすると、iTunes側で相性が良いと判断した楽曲を集めてプレイリストを自動で作成する。Geniusで作成したプレイリストは、9月10日に発表された新型のiPod touch、iPod nano、iPod classicに加えてiPhoneで利用できる。
Genius機能をオンにすると、ユーザーのライブラリ情報は匿名でiTunes Storeに送信され、iTunes Storeではそれらの情報をアップルが開発したアルゴリズムで処理することでGenius機能を実現しているという。また、Geniusの処理結果データはユーザーのPCに返されるため、インターネットに接続していない時でもGenius機能が利用できるという。
iTuneライブラリの表示も一新。グリッドビューでアルバムを選択した場合、ジャケット画像などを利用してライブラリを表示するようになった。ビジュアライザも新たなビジュアライザが追加されている。 ■ スピーカーや音量調節ボタンを搭載したiPod touch新モデル iPod touchは、初代モデルと比較してスピーカーを内蔵したほか、ハードウェアでは本体側面にiPhone 3Gと同様の音量調節ボタンを搭載。機能面ではiTunesのライブラリからユーザーに相性の良いと思われるプレイリストを自動で作成する「Genius」機能をサポートした。