もう24年かぁ・・・四半世紀前の感動が懐かしい。ヤマハ発動機が、1679cm3の水冷V型4気筒エンジンをアルミ製フレームに搭載し、優れた加速フィーリングを備える新型「VMAX」を、2009年モデルとして欧米市場で発売する。VMAXは1985年の初代から独自のキャラクターで高い人気を得てきたモデルであり、今回が初めてのモデルチェンジにあたる。また、日本で正規に発売される予定はない。
1985年に米国向けに誕生した初代「VMAX」は、直線での獰猛な加速性能を具現化させるため1198cm3の水冷4ストロークDOHC・V型4気筒4 バルブエンジンを搭載。マッスル感漂うボディやドラッグレースをイメージさせる太いリアタイヤなども個性を主張。発売以来、北米をはじめ、欧州・日本でも人気を獲得。カテゴリーを超えるエポックなモデルとして20数年にわたり販売が続けられた。 生産累計も2007年末で約10万台となった。今回登場した新「VMAX」は、従来からの伝統とアイデンティティを受け継ぎ、最新の電子制御技術などによりすべてを一新して登場した。