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August 24, 2008 space
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F1 ヨーロッパGP公式予選 初開催バルセロナ・ロードレース開幕

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2008年F1世界選手権第12戦ヨーロッパグランプリは、まもなく公式予選Q3が開始される。セッション開始直前の気温は26℃、路面温度は30℃、湿度63%、ドライとなっている。
 

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 公式予選Q1:トゥルーリがトップ、バトンがノックアウト
 
 いよいよ公式予選Q1のときを迎えた。セッション開始直前の気温は26℃、路面温度は30℃、湿度63%でドライとなっている。風速2〜3m程度の風が、ロングストレートで追い風になる方向で吹いている。
 
 このサーキットでのこれまでのベストタイムは、土曜フリー走行でクビサがマークした1分38秒754となっている。
 

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 3回目のフリー走行でほとんど走れなかったトゥルーリは、ギアボックスのトラブルがあったとのこと。ギアボックス交換はせずに、修理して予選を走る。

シグナルがグリーンに変わり、セッション開始。
 
アロンソがトップのマッサから0.1秒遅れの2番手タイム。
ヴェッテルが1分38秒141でトップタイム!
中嶋が10番手タイムをマーク。
トゥルーリが1分37秒948のトップタイム。
ウェーバーはのくアウトゾーンから8番手に浮上。

ここでセッション終了。

ヨーロッパGP公式予選Q1の結果は以下の通り。

1位トゥルーリ、2位ヴェッテル、3位マッサ、4位アロンソ、5位クビサ、6位ハミルトン、7位グロック、8位ウェーバー、9位ロズベルグ、10位ボーデ、11位コヴァライネン、12位中嶋、13位ライコネン、14位ハイドフェルド、15位ピケ。

Q1で脱落となったのは、16位バトン、17位クルサード、18位フィジケラ、19位バリチェロ、20位スーティル。

トップのトゥルーリのみが1分37秒台のタイムをマークしている。
 

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 公式予選Q2:ヴェッテルがトップ、アロンソがQ2敗退
 
 公式予選Q2が開始される。セッション開始直前の気温は27℃、路面温度は31℃、湿度62%となっている。現在はドライ表示ではあるが、Q1の終盤から雨が少し落ちはじめている。
 
 シグナルがグリーンに変わり、30秒ほどしてコースに出たのがライコネンとマッサ。オンボード映像では、かなり大粒の雨が降ってきているのが分かる。

開始2分 雨を心配して、多くのチームが早めに動き始めるものと思われる。現在コースに出ているのはフェラーリとBMWザウバー、トロロッソの3チーム。

ライコネンはこのセッションは最初からソフトタイヤを使っている。チームメイトのマッサはハードタイヤ。
 
ヨーロッパGP公式予選Q2の結果は以下の通り。

1位ヴェッテル、2位マッサ、3位ハイドフェルド、4位トゥルーリ、5位ハミルトン、6位クビサ、7位コヴァライネン、8位ライコネン、9位ロズベルグ、10位ボーデ。

Q2で脱落となったのは、11位中嶋、12位アロンソ、13位グロック、14位ウェーバー、15位ピケの5人。

トップのヴェッテルから5位ハミルトンまでが1分37秒台をマークしている。
 

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 Q2で落ちてきていた雨は、現在は止んでいる模様。

シグナルがグリーンに変わり、セッションがスタートしたが、すぐに出て行くクルマはない。
開始30秒 トゥルーリがコースへと向かう。
開始2分15秒 トゥルーリがアタックラップを開始。現在は全車がコース上に出ている。
開始3分30秒 ヴェッテルがセクター1をベストタイムで通過。
開始4分 トゥルーリが1分40秒309のターゲットタイムをマーク。続いてボーデが2番手タイム。
開始4分40秒 ヴェッテルがトップタイム。直後にハミルトンがトップに立つ。その後ライコネン、マッサが続いてトップを奪い、現在はマッサが1分39秒371でトップ。

残り3分 各車ソフトタイヤに交換して最後のアタックへと向かうが、ライコネンはハードタイヤを使用。
残り2分 全車がコース上で最後のアタックを行っている。

ここでチェッカーフラッグ。
マッサがセクター1をベストタイムで通過。
ハミルトンが1分40秒040でトップタイム。
ライコネンが3番手タイム。
マッサがハミルトンを上回り、1分39秒989でトップに立つ。
クビサが3番手に浮上。コヴァライネンは5番手タイム。
ここでセッション終了。

公式予選Q3の結果は以下の通り。

ポールポジションマッサ、2位ハミルトン、3位クビサ、4位ライコネン、5位コヴァライネン、6位ヴェッテル、7位トゥルーリ、8位ハイドフェルド、9位ロズベルグ、10位ボーデ。
 

公式予選
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time

1 F・マッサ フェラーリ 1:38.989
2 L・ハミルトン マクラーレン 1:39.199
3 R・クビサ BMW 1:39.392
4 K・ライコネン フェラーリ 1:39.488
5 H・コヴァライネン マクラーレン 1:39.937
6 S・ヴェッテル トロロッソ 1:40.142
7 J・トゥルーリ トヨタ 1:40.309
8 N・ハイドフェルド BMW 1:40.631
9 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:40.721
10 S・ボーデ トロロッソ 1:40.750
11 中嶋 一貴 ウィリアムズ 1:38.428
12 F・アロンソ ルノー 1:38.435
13 T・グロック トヨタ 1:38.499
14 M・ウェーバー レッドブル 1:38.515
15 N・ピケ・ジュニア ルノー 1:38.744
16 J・バトン ホンダ 1:38.880
17 D・クルサード レッドブル 1:39.235
18 G・フィジケラ フォースインディア 1:39.268
19 R・バリチェロ ホンダ 1:39.811
20 A・スーティル フォースインディア 1:39.943

 
ヨーロッパGP決勝レースは、日本時間の日曜日夜9時にフォーメーションラップスタートとなる。
 
 
 マッサ ポールからのスタートに満足
 
 ヴァレンシアでのヨーロッパGPでポールポジションを獲得したフェリペ・マッサは、決勝レースに向けて絶好の位置からのスタートに満足している。
 
 「常にトップにいたいと思うし、ポールからスタートできるのは本当にいいことだよ」と、マッサは語った。「このトラックはとても簡単というわけではないし路面も少し滑りやすいから、完璧なラップを走るのは難しいんだ。でも僕はいいラップを走ってポールポジションを獲得できた。明日のレースに向けてクルマは調子がいいと思うよ。レースは難しくなりそうだけど、ベストを尽くすよ」

「最初のセクターが非常に上手くいってポールをとれたと思うんだ。セクター2では小さなミスがいくつかあり、最後のセクターは上手くいったけれど、最初のセクターが全てだったと思うよ。トラックは次第に良くなり、昨日はセッションを通してラップタイムが速いペースで改善されていくのを見ていたんだ」

「僕たちには素晴らしいクルマがあるし、それを前回のレースで証明したけれど、残念ながらああいったことは時々起こるものなんだ。でも、ここでは再びコンペティティブなところを見せているから、それが一番大切なことなんだよ」


 

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