東芝ネットブック「NB100」は海外メーカーと戦えるか！？

　
　コンパクトさと使いやすさとを両立させ、2台目のPCとして外出先で手軽にインターネットやメールを楽しめるネットブックPC。CPUには「インテル Atom プロセッサーN270」を採用し、約1.05kgという軽量コンパクトなボディながら、大容量120GBのHDDや8.9型ワイド液晶、Webカメラなどを搭載したほか、ファンクションキーなどの便利な機能を省略することなくキーピッチ15.9mmを確保したキーボードを採用し入力のしやすさに配慮するなど、コンパクトなボディながら十分な操作性を実現している。
　

　
　大手PCメーカーがこぞってNetBookを国内で投入すれば、各社（特に日本のメーカー）が力を注いでいる高性能モバイルの製品の売上・収益を侵食しかねない。。。しかし、このまま台湾メーカーから始まったNetBookブームを見過ごしていても、今やレノボやデルといった海外大手PCメーカーも巻き込んで急拡大この市場を失い何もしなければモバイル市場全体のシェアを海外勢に奪われかねない。
　
　
　東芝が用意周到に準備したdynabook NB100は、CPUにAtom N270（1.6GHz）を採用。1GBメモリー、120GB HDD、8.9型ワイド液晶ディスプレー（LEDバックライト）を搭載し、予想実売価格は7万円半ば。海外メーカーのNetBookの中には5万円台の製品もあるので、価格設定は若干高めとなっている。
　
　肝心のネットワーク機能は、IEEE 802.11b/gの無線LANとBluetooth（2.1+EDR）を内蔵するほか、30万画素のウェブカメラ、5種類のメディア（SDメモリーカード、SDHCカード、MMC、メモリースティック、メモリースティック Pro）に対応するメモリーカードスロットを搭載するなど、機能的には充実している。OSはWindows XP Home Edition（SP3）を採用する。
　
　
　東芝の低価格ノートパソコン「NB100」が発売早々2万円近く値下がり
　
　発売当初は国産なだけあって若干高価となっていましたが、海外メーカーの低価格ノートパソコンに十分対抗できる価格にまで値下がりしています。大手価格比較サイト「価格.com」によると、11月4日13:30現在、「NB100」が5万6610円で販売されています。

価格変動グラフは、予約受付が開始された10月初旬の7万円半ばから、1ヶ月で6万円以下にまで一気に値下がりオンラインショップでは5万9800円の17％分のポイント（1万166ポイント）還元で販売されているため、実質5万円を切っています。ものすごい値下がりっぷりです。
　
　

　
　IntelのAtomプロセッサN270（1.6GHz）、1GBメモリ、120GBのHDD、LEDライトを採用した8.9インチClear Super View液晶（1024×600）や、無線LAN、Bluetooth Ver.2.1＋EDRなどを搭載したほか、30万画素カメラやマイク、ステレオスピーカーを備えるなど、基本をしっかり押さえた国産モデルの低価格ノートパソコンということを考えると、お買い得である気もしますね。
　
　注目が集まっている今こそNetBookを投入すべき時だと個人的には考える。その意味で東芝の発売に注目している。価格と機能を限定したNetBookは、仕事のツールとして活用しようとすると、そのパフォーマンスや操作性に不満を感じるだろう。本格的に使いたいと思う人は、結局は高性能モバイルに乗り換える事になるのではないだろうか。
　
　
■東芝dynabook「NB100」

　

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