2008年F1世界選手権第11戦ハンガリーGPは、公式予選Q3へと進んだ。セッション開始直前のコンディションは、気温30℃、路面温度39℃、湿度39%、ドライコンディションとなっている。マクラーレンF1は、このハンガリーGPから投入した象耳ウイングの効果か余裕のフロントローを独占した。
公式予選Q1:ハミルトンがトップ、中嶋、ハイドフェルドが脱落 公式予選Q1は、ハミルトン、マッサ、トゥルーリ、コヴァライネン、グロック、ライコネン、クビサ、ウェーバー、ヴェッテル、アロンソ、クルサード、ピケ、ボーデ、ロズベルグ、バトンまでがQ2進出となった。
16番手以降のハイドフェルド、中嶋、バリチェロ、フィジケラ、スーティルはQ1でノックアウトとなった。 公式予選Q2:マッサがトップ、2位はグロック ヴェッテルは9番手、クルサードが11番手、クビサが7番手、ピケが9番手となり、直後にウェーバーが9番手に入った。トゥルーリは自己ベストを更新して5番手に入り、バトンは12番手となってアロンソは8位に留まって何とかQ3に進出できた。
公式予選Q2は、マッサ、グロック、ハミルトン、コヴァライネン、トゥルーリ、ライコネン、クビサ、アロンソ、ウェーバー、ピケまでがQ3進出となった。
11番手以下のヴェッテル、バトン、クルサード、ボーデ、ロズベルグがQ2でノックアウトとなった。
残り7分 ピケ、アロンソ、クビサ、ライコネン、マッサ、コヴァライネン、ハミルトン、ウェーバーがコースに出た。グロックは1分21秒326をマークし、トゥルーリがコンマ6秒遅れて1分21秒991となった。
残り4分 クビサはハードタイヤで1分22秒061をマークした。アロンソとピケはソフトタイヤでアタックを行っている。
残り3分 1回目のアタックが終わり、ハミルトンが1分20秒947でトップ、以下はグロック、マッサ、ライコネン、ウェーバー、トゥルーリ、クビサ、アロンソ、コヴァライネン、ピケの順となっている。
残り2分 グロック、クビサ、コヴァライネン、ライコネン、マッサ、ハミルトン、ウェーバーはハードタイヤを履いて最後のアタックに向かった。 セッション終了 クビサがセクター2を最速タイムで通過し、2番手に入った。グロックは3番手、アロンソは5番手に飛び込み、コヴァライネンが2クビサを上回って2番手となった。マッサは3番手となり、ハミルトンは1分20秒899でトップタイムを更新してポールポジションを獲得した。ライコネンは最終的に6番手で予選を終えた。
公式予選 Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time 1 L・ハミルトン マクラーレン 1:20.899 2 H・コヴァライネン マクラーレン 1:21.140 3 F・マッサ フェラーリ 1:21.191 4 R・クビサ BMW 1:21.281 5 T・グロック トヨタ 1:21.326 6 K・ライコネン フェラーリ 1:21.516 7 F・アロンソ ルノー 1:21.698 8 M・ウェーバー レッドブル 1:21.732 9 J・トゥルーリ トヨタ 1:21.767 10 N・ピケ・ジュニア ルノー 1:22.371 11 S・ヴェッテル トロロッソ 1:20.144 12 J・バトン ホンダ 1:20.332 13 D・クルサード レッドブル 1:20.332 14 S・ボーデ トロロッソ 1:20.963 15 N・ロズベルグ ウィリアムズ no time 16 N・ハイドフェルド BMW 1:21.045 17 中嶋 一貴 ウィリアムズ 1:21.085 18 R・バリチェロ ホンダ 1:21.332 19 G・フィジケラ フォースインディア 1:21.670 20 A・スーティル フォースインディア 1:22.113