「WMWifiRouter」というソフトがあります。海外版の iPhone を日本で使っていると、さすがにネットも繋がらない状態だと、高価な iPodTouch でしかありません。そんな悲しい状況を代えてくれるのが、イーモバイルのEMONSTERなどWindows Mobileマシンを経由(無線LANルーター化)してネットに接続できるソフトウェアが「WMWifiRouter」なのです。
この「WMWifiRouter」を使えば、ネット環境の無いカフェでも居酒屋でも、自分専用のホットスポットとして大活躍!仕事で出掛けていても、ノートPC でも iPod touch を WiFi で繋いで!EMONSTER/EM・ONEを定額ルーターにできるんです! 家庭で使う無線LANルーターはADSLや光などの固定回線を利用しますが、EMONSTERを利用した場合、イー・モバイルの回線を利用した無線LANルーターとなり、つまり、どこへも持ち運べる無線LAN環境ができるわけです。 カフェで「iPod touchでiTunes Wi-Fi Storeにアクセス」でも無線LANの電波がない!もし使えるカフェがあっても、契約が日毎500円、月額2000円とか!S11HTケータイプラン(1000円/月)に、ご加入アシストにねん(1000円/月)を付けて、月々 2000円の基本料金。この場合、S11HT 本体は 19980円。 これさえあればどこに居てもイーモバイルの電波があれば大丈夫です。体感は、もうほとんど自宅のWiFi環境にいる感じです。この環境が、EM・ONEの電波が届く範囲にいさえすれば得られると考えると、もう世界が変わったと言えるでしょう。 ポケットに「WMWifiRouter」を起動したEMONSTERを入れているだけで(電源ボタン短押しでスリープモードにしていてもWMWifiRouterは動き続けます)、iPod touchをどこでも使えるようになります。もちろんPCも接続できます。
簡単に使い方だけメモしておきます。 1. まずEM・ONEのファームウェアは最新1.0.3aにアップデート 2. WMWifiRouterの体験版をダウンロードしてインストール 3. レジストリエディタで↓のレジストリを編集 HKEY_LOCAL_MACHINE\System\State\Phone\Status (dword) 0x000000a0 4. WMWifiRouterを起動すると初回起動時にWMWifiRouterというAdhockネットワークを作成するか聞かれるのでYesでネットワークを作成 5. WMWifiRouterのConnectボタンを押す 6. EM・ONEに接続したいクライアント(iPod TouchやMacBook Air)でWMWifiRouterというAdhockネットワークに接続 と主な手順はこれだけです。上手くいけばクライアント側でDHCPで192.168.3.xxx系のIPアドレスが取得できるはずです。
1. まずEM・ONEのファームウェアは最新1.0.3aにアップデート 2. WMWifiRouterの体験版をダウンロードしてインストール 3. レジストリエディタで↓のレジストリを編集 HKEY_LOCAL_MACHINE\System\State\Phone\Status (dword) 0x000000a0 4. WMWifiRouterを起動すると初回起動時にWMWifiRouterというAdhockネットワークを作成するか聞かれるのでYesでネットワークを作成 5. WMWifiRouterのConnectボタンを押す 6. EM・ONEに接続したいクライアント(iPod TouchやMacBook Air)でWMWifiRouterというAdhockネットワークに接続
と主な手順はこれだけです。上手くいけばクライアント側でDHCPで192.168.3.xxx系のIPアドレスが取得できるはずです。
・レジストリ HKEY_LOCAL_MACHINE\System\State\Phone\Status = A0 を設定する
WMWifiRouter は ICS(インターネット共有)の機能を使用するので、上記レジストリを設定することにより WM6 Classic でICSが稼動できるようにします。設定をするとタイトルバーにMS純正のアンテナアイコンが表示されます。レジストリ操作がよくわからない場合や、MSCprogのエラーメッセージを回避したい場合は、上記設定等を行う em1ics helper Ver0.01 をインストールするとよいかもしれません。 WMWifiRouter。レジストリ変更のためのスクリプト。作ってみた。 ・WMWifiRouter を起動する前に、内蔵ワイヤレスLANをONにしておく
内蔵ワイヤレスLANがOFFのまま、WMWifiRouterを起動するとWLANデバイスが不明(空)の状態になってしまいます。そのまま connect してしまうと、レジストリが破壊されワイヤレスLANの動作がおかしくなります。現在、復旧手段がみつからない為、直すにはフォーマットをする必要があります。 WMWifiRouter環境: Windows Mobile 5 AKU 3.3以上、またはWindows Mobile 6 WiFiおよびパケット通信(定額推奨) インターネット共有(Internet Sharing)がインストールされていること 15MB以上の空き容量 ※WMWifiRouterはWiFiのAd-Hocモードでインターネット共有を行います。必ず試用版で動作確認をしてから購入してください。 ダウンロード: 試用版(WMWifiRouter v1.07 TRIAL)は二種類あります。 ActiveSyncインストーラ、PCからインストール:WMWifiRouter-Trial.exe CABインストーラ、デバイスに直接インストール: WMWifiRouter-Trial.cab ※インストールがうまくいかない場合のみ、こちらをお試しください。 ActiveSyncインストーラ CABインストーラ ※試用版は全て2008/7/9に期限が切れます。 ※WMWifiRouter version 0.91以前はアンインストールしてからインストールしてください。 X02HTを使ってiPod touchを常時接続にしてみる。