BMW X6は、「スポーツ・アクティビティ・クーペ」というコンセプトにもとづき、クーペ特有の優美さ、個性的な外観と、高い走行性能/エネルギー効率/安全性を兼ね備えるモデル設定とした。X5がスポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)であるのに対し、X6は“スポーツ・アクティビティ・クーペ”(SAC)と呼ばれる。
ニュー BMW X6 xDrive50iには、高精度ダイレクト・インジェクション・システムとツイン・ターボを装備した新開発の4.4リッターV型8気筒エンジンを搭載。高性能を極めたこれらのパワー・ユニットは、燃費性能の向上に貢献しながら、並外れたパフォーマンスと洗練されたフィールを実現している。最高出力 300kW〔407ps〕、1,750〜4,500rpmで発生する最大トルク600Nm。そして燃費は6.3km/l(10.15モード)と、このクラスで最高の効率性を発揮する。また、V型8気筒のシリンダー・バンクの間に収められた2基の小型ターボチャージャーが、エンジン・ブロックをよりコンパクトにして軽量化に貢献するだけでなく、吸気と排気の間の圧力損失をさらに低減する。
あらゆる回転域で高トルク。直列6気筒エンジン
ニュー BMW X6 xDrive35iには、高精度ダイレクト・インジェクション・システムとパラレル・ツイン・ターボを備えた3.0リッターの直列6気筒エンジンを搭載。優れた回転特性でゆとりのトルクをもたらすこのパワー・ユニットは、1,300rpmから最大トルク400Nmを発生。最大出力は225kW 〔306ps〕に達する。また、燃費は6.5km/l(10.15モード) 。クラスで最もスポーティかつ効率的なエンジンとして、高く評価されている。