2008年F1第7戦カナダGPが6月7日(土)、ジル・ビルヌーブ・サーキット(1周/4.361km、8日[日本時間9日午前2時]決勝70周/305.270km)で2日目を迎え、現地時間13時(日本時間8日午前2時)から60分間、Q1からQ3セッションからなる予選が行われた。
カナダGP予選マクラーレン・ハミルトンが2年連続でポール! 2位はBMWクビサ、3位ライコネン、4位アロンソ! 午前中に行われたフリー走行ではトロ・ロッソのセバスチャン・ベッテルとセバスチャン・ブルデーがウォールに接触し、マシンを破損。ベッテルは予選に出場することができず、日曜の決勝はピットレーンスタートとなる予定。一方のブルデーは予選に参加できている。
早朝に雨が降ったものの、午前に行われたフリー走行では晴れ、ドライコンディション。午後の予選でも引き続き、よく晴れている。気温27度、路面温度42度で、風が強い。 20分で争われるQ1が始まった。 フォース・インディア、ウィリアムズ、HONDAなど早々にコースへと向かう中、フェラーリの2台も続く。一時、中嶋一貴(ウィリアムズ)が1分18秒299でトップに立った。HONDAのジェンソン・バトンは3周したのみで、セッションが終了する前にマシンを降りた。 Q1で予選を終えた16位から20位までは以下の通り。 セバスチャン・ブルデー(トロ・ロッソ)、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、ジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)、ジェンソン・バトン(HONDA)、セバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)。 中嶋一貴は8番手で予選Q1を通過した。 予選Q1のトップ5はルイス・ハミルトン(マクラーレン)、フェリペ・マッサ(フェラーリ)、ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)、キミ・ライコネン(フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(ルノー)だった。 Q1終了後、ヘアピン(ターン10)の路面がはがれ、じゃりが多く出たため、マーシャルが清掃を行った。
最終的な順位は以下の通り。 公式予選 Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time 1 L・ハミルトン マクラーレン 1:17.886 2 R・クビサ BMW 1:18.498 3 K・ライコネン フェラーリ 1:18.735 4 F・アロンソ ルノー 1:18.746 5 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:18.844 6 F・マッサ フェラーリ 1:19.048 7 H・コヴァライネン マクラーレン 1:19.089 8 N・ハイドフェルド BMW 1:19.633 9 R・バリチェロ ホンダ 1:20.848 10 M・ウェーバー レッドブル no time 11 T・グロック トヨタ 1:18.031 12 中嶋 一貴 ウィリアムズ 1:18.062 13 D・クルサード レッドブル 1:18.238 14 J・トゥルーリ トヨタ 1:18.327 15 N・ピケ・ジュニア ルノー 1:18.393 16 S・ボーデ トロロッソ 1:18.916 17 A・スーティル フォースインディア 1:19.108 18 G・フィジケラ フォースインディア 1:19.165 19 J・バトン ホンダ 1:23.565 20 S・ヴェッテル トロロッソ no time