2008年F1世界選手権第6戦モナコGPは、公式予選Q3へと進んだ。予選開始直前のコンディションは、気温20℃、路面温度23℃、湿度75%、ドライコンディションとなっている。
明日のモナコGPのグリッドは、ポールポジションにフェリペ・マッサ、2番グリッドにキミ・ライコネンが並び、フロントローが赤で埋め尽くされる。2000年にミハエル・シューマッハがポールを獲得して以来、フェラーリはここの予選でトップになったことはなかった。
フェラーリ 不得意とされたモナコでフロントロー独占 シグナルが青に変わりセッションが開始された。クルサードを除いた9台でトップ9グリッドを決める。ロズベルグ、トゥルーリ、コヴァライネン、ハミルトンがコースイン。クルサードはメディカルチェックに呼ばれたようだ。
開始2分 ライコネン、マッサ、アロンソ、ウェーバーがコースイン。ほとんどのクルマがソフトタイヤを履いている。
開始3分 クビサ、ウェーバーがコースイン。ハミルトンが1分16秒313でトップに立った。コヴァライネンが1分16秒621で2番手、ロズベルグが1分17秒594で3番手、トゥルーリが1分18秒142で4番手となっている。
残り5分 ライコネンが1分16秒112でトップに立った。マッサは1分16秒399で3番手となっている。
残り4分 アロンソがハードタイヤを履いてアタックを行っている。
残り3分 クビサが1分16秒233で2番手に飛び込んだ。ここまでは、ライコネン、クビサ、ハミルトン、マッサ、コヴァライネン、アロンソ、ウェーバー、ロズベルグ、トゥルーリの順となっている。
残り2分 ライコネンは再びソフトタイヤに交換しアタックを行っている。
セッション終了 ウェーバーは8番手、アロンソは7番手となった。トゥルーリはウェーバーを上回って8番手、クビサは5番手となった。
モナコGP予選は、フェリペ・マッサがトルコに続いて2戦連続でポールポジションを獲得した。2番手にはライコネンが入り、フェラーリがフロントローを独占。その後ろにはハミルトンとコヴァライネンのマクラーレンコンビがセカンドローを独占した。以下は、5位クビサ、6位ロズベルグ、7位アロンソ、8位トゥルーリ、9位ウェーバーとなり、Q2でクラッシュを喫してQ3に参加しなかったクルサードが10位となった。
公式予選 Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time 1 F・マッサ フェラーリ 1:15.787 2 K・ライコネン フェラーリ 1:15.815 3 L・ハミルトン マクラーレン 1:15.839 4 H・コヴァライネン マクラーレン 1:16.165 5 R・クビサ BMW 1:16.171 6 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:16.548 7 F・アロンソ ルノー 1:16.852 8 J・トゥルーリ トヨタ 1:17.203 9 M・ウェーバー レッドブル 1:17.343 10 D・クルサード レッドブル no time 11 T・グロック トヨタ 1:15.907 12 J・バトン ホンダ 1:16.101 13 N・ハイドフェルド BMW 1:16.455 14 中嶋 一貴 ウィリアムズ 1:16.479 15 R・バリチェロ ホンダ 1:16.537 16 S・ボーデ トロロッソ 1:16.806 17 N・ピケ・ジュニア ルノー 1:16.933 18 S・ヴェッテル トロロッソ 1:16.955 19 A・スーティル フォースインディア 1:17.225 20 G・フィジケラ フォースインディア 1:17.823