HP 2133もミニノートとして売っているが、 ASUSTeK Computer の Eee PC とは製品の位置づけが若干違い、ミニノートは、CPUの性能や液晶の性能、バッテリ駆動時間など、スペック面を妥協する代わりに価格を抑えていることが特徴となっている。
ASUSTeK Computerの「Eee PC 4G-X」なら、CPUには世代が古いCeleron Mを搭載し、メモリは512MB、液晶は7型ワイドで800×480ドット(WVGA)の表示領域しかない。HDDは搭載せず、代わりにフラッシュメモリを搭載している。ただし、フラッシュメモリについてはランダムアクセスの速さや衝撃に強いというメリットも大きいので、妥協というよりは新しい選択と言ってもよいだろう。いずれにしても、ミニノートは従来の高価で高性能なモバイルノートとは異なるものだと言うことを、ユーザーが理解して使用する製品である。