四川大地震で甚大な被害を出した中国が、全土で19日から3日間犠牲者に弔意を示している。北京五輪公式サイトをはじめとしてネットの多くのサイトが数多くのサイトがカラー表示を控えトップ画面を白黒表示だけにしている。
インターネットだからできる弔意の示し方として、注目されている。カラーテレビでも同じことをやればできるのだろうが、今の時代に白黒テレビは、表現方法としては対応するスピードも試行もないのだろうか。 日本でも多くの犠牲者を出した地震災害の時に、ネットのサイトでボランティアや募金の募集が行われたが、弔意を示す取り組みが行われてはいなかった。今回の中国での活動は表現の自由が制限されている中で、中国政府の指導によりネットで白黒表現をすることが求められたと言われているが、ネットサイトの多くが弔意を示す為に出来ることをやるという姿勢が、世界に伝わる手段として有効に活用されている。 ヤフー中国「雅虎中国」では、トップ画面を白黒で表示したうえで、義援金を募るバナーだけを黄色で目立たせて「一秒でも早く行動し、一人でも多く助けよう」と支援を呼びかけた。