映画「バットマン」「トゥームレイダー」の衣装に素材が、競泳日本代表が北京五輪で着用できない危機感をもつ日本水泳を救うかもしれない。山本化学工業が開発した素材「バイオラバースイム=SCSファブリック」表面はハチの巣状にタコヤキ器のような丸い穴があいた“タコヤキ・ラバー”ハイテク水着は、ハリウッド映画「バットマン」「トゥームレイダー」の衣装に素材が使われるなど技術力には定評がある。
水競泳界では無名の大阪の町工場(従業員73人)複合特殊素材メーカー山本化学工業の素材は、トライアスロンやオープンウオーター(遠泳)の世界でウエットスーツでは世界70%以上の有名ブランドに使用される。その技術を応用した素材表面はハチの巣状にタコヤキ器のような丸い穴があいた“タコヤキ・ラバー”ハイテク水着は、ハリウッド映画「バットマン」「トゥームレイダー」の衣装に素材が使われるなど技術力には定評がある。 NASAと共同開発したスピード社に、従業員73人の大阪の町工場が真っ向勝負。 水競泳界では無名の山本化学工業(複合特殊素材メーカー)だが、トライアスロンやオープンウオーター(遠泳)の世界では知られる有名企業。しかもハリウッド映画「バットマン」「トゥームレイダー」の衣装に素材が使われるなど技術力には定評がある。 6年前に世界のスイム・メーカーの依頼を受けて、アウトドア用の水着素材開発に着手していた。表面に水の分子を吸いつけるラバー加工を施して、低抵抗性を実現した「バイオラバースイム=SCSファブリック」を完成させている。