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May 17, 2008 space
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東芝ギガショット A40F HDDフル・ハイビジョンを試す!

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東芝からHDDビデオカメラ「ギガショットA40F」をお借りする機会があったので、最新のフル・ハイビジョン撮影がどんなにスゴイのか!試してみました。撮影するだけはなく、動画共有サイトへの投稿なども試して、フルハイビジョンのハイクオリティが最終的にどんな形で見てもらえるものになるのか?試してみましょう。
 

gigashot_a40f_01.jpg

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 東芝「ギガショット」シリーズといえば、2年前に0.85インチHDDを搭載した縦型スタイルが衝撃的なデビューを飾って、特徴のガジェットカメラという印象が強いが、この「A40F」は他社と同じビデオカメラらしいスタイルになっている。内蔵HDDが100GBの兄弟機で、重量が10gほど重い「ギガショットA100F」もラインナップされている。約12時間、最長だと約23時間20分。
 
 東芝のHDDビデオカメラ 「ギガショットA40」は、フルHD解像度の撮影が行えるHDDビデオカメラとして、総画素数約236万画素、有効149万画素(動画/静止画)の1/3型CMOSセンサーの単板式で、フルHD記録に対応しています。
 
 動画記録形式は、MPEG-4 AVC/H.264で、解像度は1,920×1,080i/1,440×1,080i、フレームレートは60fps。音声記録形式は16bit/48kHzのドルビーデジタルステレオでビットレートは384kbps。
 
 
 東芝「gigashot GSC-A40F」明るい広角レンズが魅力
 
 東芝としては初めてのビデオカメラ然としたスタイルで、初のハイビジョンビデオカメラ。gigashot A40Fの発表当時は世界最小コンパクトボディーを謳っていましたが、現在では他社も小型軽量化を重ねて、たった半年でその座を明け渡してしまいましたが、だから?と言って小型で軽量なのは間違いありません。
 


 
 ギガショットA40Fの最大の魅力はフジノン製ズームレンズ
 
 なんといっても、35mm換算で35.9mmから始まる業界最広角のフジノン製ズームレンズでしょう。40mm前後が一般化しているハイビジョンカメラの中では、ひときわA40Fのワイドが目を引きます。
 
 広大な風景や狭い室内でこの広角は威力を発揮して、ほかのビデオカメラなら引ききれない(被写体までの距離がとれない)状況でも、A40Fなら問題ありません。さらにオプションのワイドコンバージョンレンズ(0.7 倍)を付ければ、35mm換算で約25mmという超広角撮影も可能となります。
 
gigashot_a40f_03.jpg

 
 撮像素子は総画素数は、約236万画素1/3型CMOSセンサーを搭載して、40GBの内蔵HDDへ最高画質で約4時間40分、最長約9時間20分の記録が可能です。SDカードスロットが装備され、最大8GBのSDHCカードまでサポートされるが、カードに直接記録できるのは静止画のみというのはちょっと残念です。
 
 
gigashot_a100_01.jpg 本体重量は約495g、撮影時重量は約555g
 
 たった半年で世界最小の座は明け渡したものの、ボディーサイズが十分に小ぶりで、他社と比較しても遜色ない大きさです。ちょっと肌ざわりがソフトな樹脂製のグリップ部が軽い印象を手に伝えてくれるので、握った感じはホールド感も上々です。
 
 グリップそのものはサイズは大きくなく程良い大きさで、小型化を狙って女性も使うことを前提にサイズを用意したのでしょうか?男性にはちょっと小さいかな?と思うかもしれません。グリップに付いた傾斜が、撮影時に自然な姿勢で撮影できるような感じでデザインされているんだな・・・と思わせてくれました。
 
 
 搭載される液晶モニターは3.0型23万画素ワイド液晶
 
 ギガショットA40で最も使い勝手のいいところは、大きな液晶モニター横にあるジョグダイヤルのメニュー構成でしょう。
 
 このカメラを初めて扱う場合でも、基本メニューなど各種設定の操作は十字キーで行うことができるので、目的のメニューを見つけやすくて、そして扱いやすいので誰でも?理解できると思います。操作もジョグダイヤルを回転させることで、メニュー項目を上下に移動させて、露出補正での数値を変更したりできるなど、メニュー構成も、ジョグダイヤルに合わせてデザインされているのが便利でした。
 
a04_1_11.jpg

   
 しかし、操作時に残念な点は・・・メニューから選んで決定する場合に、十字キーを押さなければならないことでしょうか。右手にビデオカメラを持って、左手で液晶モニターの画面を見ながらダイヤル操作する際に、ダイヤルが回転操作しかできないのです。
 
 同じ操作が十字キーでも縦横移動は可能なのですが、操作性の高いジョグダイヤルを使い、その動作のまま決定できるファンクションが用意されていれば格段に使い勝手もよくなると思うんですが・・・いったんダイアルを話して十字キーを押さなければならないのは、ちょっと不便に感じました。
 
 
 今回のテスト撮影でちょっと困ったのは、オートフォーカスの動作。
 
 撮影しようと構えてから画面を向けてもフォーカス駆動が遅くて、なかなか被写体を捕らえることができませんでした。また、一度大きくピントが外れてしまうと、次に目標を捕えるまでの動きが若干もられると言うか、待たされる感じがします。
 

 
 逆に考えれば、一度合ったフォーカスは追随性が良いので多少被写体位置がずれても十分対象を捉えて追従してくれるのは安心感があります、普段ビデオ撮影を気軽に使うなら十分でしょう。気をつけなければいけないのが、曇り日や室内で対象がレンズで捉えにくいような暗いシーンなどでは、オートフォーカスの追随性に気をつけないと、ボケボケ画像になります。でもこれは一眼レフデジカメなどでもちょっとした望遠レンズではよくある話なので、ビデオカメラに限った話ではないでしょう。気を付けていれは問題ないレベルです。
 
 
 望遠撮影でもう一つ気をつけたいのは手ブレ補正。
 
 gigashot A40Fで採用されている手ブレ補正機能は電子式で、それなりの手ブレ補正効果は発揮するものの、撮影した映像を大画面で見ると画面がチラチラとゆがんでいるように見えてしまう。広角が得意なカメラなので、望遠でフォーカスを絞って撮影するよりも広角寄りの撮影を中心にして撮影を心がける必要があるかもしれない。
 
gigashot_a40f_02.jpg

 
 買い!はフル・ハイビジョンHDD40GB の 「gigashot A40F」でしょう!
 
 gigashot A40Fが、おススメな理由は簡単で、将来をことを考えてもフル・ハイビジョンは当然として、40GBでも最高画質で約4時間40分(XQモード時)も撮影ができます。A100DのHDD容量は100GBあれば確かに安心ですが、通常のバッテリー(1200mAh)で約75分の撮影時間しかありませんので、HDD容量がどんなに大きくでも撮影できないのです。大容量バッテリーパックでも2400mAhなので単純に倍の撮影は無理なので、実質は2時間程度でしょうか。 
 
 
 東芝、gigashot専用DVDライター
 
 DVDライターに、gigashot A/Kシリーズを接続するだけで、PCレスのDVD作製が行えるので、撮影した映像のアーカイブをするのは簡単です。対応メディアはDVD-R(片面1層)のみなので、コンビニでも買うことができますが、最近はメディアた多種多様なので気をつけましょう。gigashotのハイビジョン最高画質モード(XQモード)でも1枚あたり約30分の記録が行える(gigashot KシリーズのSHQモード時は約35分)ので、SPモードならば約50分の記録が簡単にDVD-Rに保存できます。
 
 
title2.jpg

 
 ディスクには、gigashotで録画したファイル形式(MPEG-4 AVC/H.264)がそのままで書き込まれるので、後で編集も可能になります。また、gigashotに付属するアプリケーションをインストールしたPCで再生が可能です。しかし残念な点は、この製品は作製したディスクの再生のみをサポートしていて、市販DVDビデオなどの再生が出来ないgigashot専用のWriter/Driveなんですね。。。他の再生を行うことができない意味!判りませんが、きっと他のメディアの再生など機能やサポートをすると価格が高くなるのが理由でしょうか?各家庭にDVD&HDDレコーダーが普及しているので、これで再生させる必要もないのかもしれません。
 
 
東芝 gigashot ハイビジョンムービーカメラ
 
 

 
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