スーパーアグリ 無事に初日〜予選を終える。
財政的な問題によりスペインGPへの参加が危ぶまれていたスーパーアグリチームだったが、無事に初日のセッションに参加し、チームの結束力とファイティングスピリットを証明した。レースドライバーの佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソンは通常の金曜日の作業を集中的に行った
公式予選Q1:ライコネンがトップ、トゥルーリが2番手
午前のフリー走行はBMWのニック・ハイドフェルドがハードタイヤを履いたマシンでトップタイムを記録した。路面コンディションはあまりよくなく、ソフトタイヤとハードタイヤの差はあまりないようだ。
フェラーリのピットにはミハエル・シューマッハが訪れている。
セッション開始 シグナルが青になるとスーティル、フィジケラ、ボーデ、デビッドソンがコースインした。スーティルはソフトタイヤを履いている。
開始2分 グロックがコースイン。その後、ライコネン、佐藤、ヴェッテルもコースに出ている。
開始3分 中嶋とロズベルグがコースイン。スーティルが1分23秒224のタイムを記録した。グロックはコンマ2秒遅れて2番手となっている。
開始4分 ハミルトンがコースイン。ボーデが1分22秒803でトップに立った。
開始5分 ライコネンは1分26秒457のタイムで9番手となっている。中嶋が1分22秒396でトップに立った。
開始6分 トゥルーリがコースイン。中嶋の後ろにはロズベルグがコンマ4秒差となっている。ライコネンは2周目のアタックに突入し、1分22秒050でファステストラップを更新した。
開始7分 バトン、ウェーバーがコースイン。ハミルトンが1分21秒366でライコネンを上回った。ライコネンは3周目のアタックに入っている。
開始8分 ライコネンは自己ベストを更新するも、ハミルトンのタイムを上回れず2番手のままとなった。トゥルーリは1分22秒043で3番手に入った。
開始9分 バリチェロ、アロンソ、ピケ、クルサードがコースイン。
開始10分 バトンが1分22秒229で4番手に入った。
開始11分 ハイドフェルド、クビサ、マッサがコースイン。コヴァライネンだけがコースに出ていない。
開始12分 アロンソがトップのハミルトンからコンマ5秒遅れの3番手に入り、クルサードが4番手、ピケが5番手となった。
開始13分 中嶋が1分21秒704で2番手となった。ここでコヴァライネンがコースイン。全員がコースに出た。
残り5分 マッサが1分21秒614のタイムで中嶋を上回り2番手となった。
ここまでの順位は、ハミルトン、クビサ、マッサ、中嶋、ライコネン、ボーデ、アロンソ、クルサード、ピケ、トゥルーリ、ハイドフェルド、グロック、バトン、ロズベルグ、ウェーバー、バリチェロ、フィジケラ、ヴェッテル、スーティル、佐藤、デビッドソンとなっている。コヴァライネンはタイムを記録していない。
残り3分 コヴァライネンは1分21秒430で3番手となった。
残り2分 ライコネンがアタックを行っている。セクター1と2でファステストを更新し、セクター3でも最速タイムを記録して1分20秒701でトップに立った。
残り1分半 6番手以下のマシンが全てコースに出ている。現在ノックアウトゾーンにいるのはバリチェロ、フィジケラ、ヴェッテル、スーティル、佐藤、デビッドソンだ。
セッション終了 バリチェロが7番手に飛び込む。フィジケラ、スーティルはタイムを更新できず。アロンソが2番手、中嶋が14番手、直後にトゥルーリがアロンソを交わして2番手となった。クルサードはハードタイヤでアタックを行ったが、17番手でノックアウトとなった。
公式予選Q1は、ライコネン、トゥルーリ、アロンソ、ハミルトン、ピケ、クビサ、グロック、コヴァライネン、ハイドフェルド、ロズベルグ、ウェーバー、マッサ、ボーデ、バリチェロ、中嶋、バトンまでがQ2進出を決めた。
クルサード、ヴェッテル、フィジケラ、スーティル、デビッドソン、佐藤がQ1でノックアウトとなっている。
公式予選Q2:トップはマッサ、クビサがそれに続く
セッション開始 シグナルがグリーンになってもコースに出るクルマはない。
開始4分 アロンソがソフトタイヤを履いてコースに出た。
開始5分 ピケ、ロズベルグ、ウェーバー、トゥルーリ、グロック、ライコネン、マッサがコースに出た。
開始6分 バトン、中嶋、ボーデ、バリチェロ、ハミルトン、ハイドフェルド、コヴァライネンがコースに出た。ピットにはクビサだけが残っている。
開始7分 アロンソが1分20秒976のタイムを記録した。ピケが2番手、グロック、ボーデが続いている。直後にトゥルーリが1分20秒915でトップに立った。クビサもコースに出ている。
開始8分 ハミルトンが1分20秒825でトップに立つが、ライコネンが1分20秒784で彼を上回った。
残り5分 コヴァライネンは1分21秒226で8番手となった。
残り4分 クビサが1分20秒597でトップに立った。多くのクルマがソフトタイヤを履く中、ハイドフェルドはハードタイヤでアタックを行っている。
残り3分 マッサ、ハイドフェルド、中嶋、ロズベルグ、バトン、ボーデの6台がノックアウトゾーンにいる。ハイドフェルドはソフトタイヤの履き替えて最後のアタックに向かった。
残り1分 トップのクビサと2番手のライコネンだけがピットに残り、その他全てのマシンがコース上でアタックを行っている。
残り30秒 コヴァライネンがセクター1を全体のベストタイムで通過した。マッサはセクター2でファステストを記録し、1分20秒584でトップに立った。
セッション終了 コヴァライネンは4番手となった。ロズベルグは13番手、トゥルーリが6番手、ハイドフェルドは4番手、ウェーバーが9番手、アロンソがハイドフェルドをかわして4番手、ピケが8番手、バトンは12番手、中嶋はバトンを交わして12番手となった。
予選Q2は大接戦となり、マッサ、クビサ、ライコネン、アロンソ、ハイドフェルド、コヴァライネン、ハミルトン、ピケ、トゥルーリ、ウェーバーまでがQ3進出を決めた。トップのマッサから10位のウェーバーまではコンマ4秒の差となっている。
バリチェロ、中嶋、バトン、グロック、ロズベルグ、ボーデはQ2でノックアウトとなった。
公式予選Q3:ライコネンがポール、アロンソ2番手!
セッション開始 シグナルが青になってもコースに出るクルマはない。
開始1分 トゥルーリがコースイン。
開始2分 ハミルトン、クビサ、ウェーバー、アロンソ、マッサ、コヴァライネンがコースイン。
開始3分 アロンソ、ピケ、ライコネンがコースイン。
開始4分 トゥルーリが1分23秒393のタイムを記録した。
開始5分 ハミルトンが1分22秒379でトップに立つ。直後にマッサが1分22秒058でハミルトンを上回った。
開始6分 アロンソが3番手、ライコネンが4番手、クビサ、ハイドフェルド、コヴァライネン、ウェーバー、ピケ、トゥルーリの順となっている。
残り3分 各マシンが最後のアタックに備えてピットに入った。
残り1分 ハミルトンはセクター2でトップタイムを記録。コヴァライネンはセクター1でトップタイムとなっている。
セッション終了 ハミルトンはマッサのタイムに及ばず2番手、コヴァライネンは3番手に入る。ここでアロンソが1分21秒904でトップに立つ!クビサが3番手となり、ライコネンはアロンソをコンマ1秒上回ってトップに立った。
スペインGP予選は、ライコネンがポールポジションを獲得した。
アロンソは2番手に飛び込み、フロントローを獲得。地元のファンから大歓声が上がった。3番手にはマッサ、4番手にはクビサが入り、ハミルトンは5番手で3列目からのスタートとなった。以下6位コヴァライネン、7位ウェーバー、8位トゥルーリ、9位ハイドフェルド、10位ピケとなった。
公式予選
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time
1 K・ライコネン フェラーリ 1:21.813
2 F・アロンソ ルノー 1:21.904
3 F・マッサ フェラーリ 1:22.058
4 R・クビサ BMW 1:22.065
5 L・ハミルトン マクラーレン 1:22.096
6 H・コヴァライネン マクラーレン 1:22.231
7 M・ウェーバー レッドブル 1:22.429
8 J・トゥルーリ トヨタ 1:22.529
9 N・ハイドフェルド BMW 1:22.542
10 N・ピケ・ジュニア ルノー 1:22.699
11 R・バリチェロ ホンダ 1:21.049
12 中嶋 一貴 ウィリアムズ 1:21.117
13 J・バトン ホンダ 1:21.211
14 T・グロック トヨタ 1:21.230
15 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:21.349
16 S・ボーデ トロロッソ 1:21.724
17 D・クルサード レッドブル 1:21.810
18 S・ヴェッテル トロロッソ 1:22.108
19 G・フィジケラ フォースインディア 1:22.516
20 A・スーティル フォースインディア 1:23.224
21 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:23.318
22 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:23.496