「Gomboc」とは、重力を利用した力学から、ひとりでに起き上がることができる不思議な均質立体です。これを制作したのはハンガリー・ブダペスト(Budapest)の大学の科学者2人で、”起き上がりこぼし”のように、物体が自力で起き上がることが可能な均質な立体を作成しました。
「Gomboc」と名づけられこの物体は、Gabor Domokos氏とPeter Varkonyi氏が研究している数学理論を元に開発した。自然界にも存在するカメやカブトムシの甲羅に似せて安定した1面と不安定な平衡点1点を持つ凸面体で、倒れても重力を使った力学で自力で起き上がることができる。