パナソニックから発売されたスカイプ・ケータイ「KX-WP800」が、世界で広がりとつながりを拡大しているFONに対応させています。この魅力的なスカイプ・ケータイは「パナセンス」のみで販売です。と言うことは、一般に量販する戦略ではなく、この機能と魅力を理解している人に買って&使ってもらう戦略なのでしょう。
パナソニックでは、既にスカイプに対応した電話は海外では販売しているが、今回日本で発売するにあたり、無線LANとの接続をするルーターも小型化して、セットで販売している。これはPCや無線LANルーターとの接続に際しての面倒をなくし、より家電化した製品として、市場の反応をみることを目的としている。 このスカイプに対応した家庭で使える電話機(子機)は、既に他社でも製品化され販売されている。今回パナソニックの製品が魅力的なのは、無線LANのネットワークに繋がる部分を、PCの知識など不要にして、接続のための面倒な装置「無線LANルータ」を、電話機の親機と位置づけてセット販売していることでしょう。 このセット販売sあれている無線LANルータがスカイプ・ケータイの電話機(親機)となり、スカイプ・ケータイ端末が電話機の子機に相当する。この親機と子機の接続がもっとも面倒なことは、PCとの接続経験は知識のある人も同じことで、この設定を不要とすることで、IPネットワークへ接続できる環境さえあれば、海外の旅行先のホテルでも、すぐにスカイプを使うことができる。 最近の携帯電話がGSMを搭載して、世界各国で使える世界ケータイとして売りにしているが、通話料金はまだまだ高額で、海外では着信だけでも課金されてしまうなど、料金面で不満が大きかったんですが、これをスカイプ・ケータイであれば基本通話料金は不要(ホテルやホットスポットで無線LAN接続料金が必要な場合もある)となるため、通話に関しての不安・不満は少なくなります。 特に短期間の旅行者よりもある程度の期間海外に在住する人にとっては、日本と海外とをつなぐ格安の電話の変わりに十分なるでしょう。
価格面とセット販売による安心感はありますが・・・製品としての魅力は残念ながらデザイン面、そして親機となる小型ルーターに魅力が無く、このセット販売よりも、Appleから発売されている無線LANのベース・ステーション「AirPort Express」と他のスカイプケータイを、事前に接続&認証させておいてから、海外で使う方が魅力的ですね。技術力は感じますがデザイン力も世界レベルで製品化してほしいです! ■Belkin Skype専用Wi-Fiフォン F1PP000GNJASK ■Apple AirMac Expressベースステーション with AirTunes「MB321JA」 MB321JA(AIRMACEX)