昼メロドラマ「花衣夢衣(はなごろもゆめごろも)」で、本当の双子女優がヒロインを演じるリアルな愛憎劇が放送されます。3月31日からスタートのフジテレビ系昼ドラ「花衣夢衣(はなごろもゆめごろも)」(月〜金曜後1・30)に、実際の双子である尾崎亜衣(19)と尾崎由衣(19)の新人女優が主演する。
花衣夢衣の原作では、昭和25年、数奇な運命に翻弄(ほんろう)される姉妹、真帆と澪の人生の物語。前半は尾崎亜衣と由衣の実の双子、後半は吉田真希子と真由子の実の姉妹が演じる。制作の東海テレビの開局50周年記念作で、同局昼ドラ初の“双子のヒロイン”が登場。戦後間もない東京と金沢を舞台に、同じ男性を愛してしまった双子の愛憎を描く。
昭和25年、戦後の復興著しい東京。17歳の沢木真帆は、一卵性双生児の妹・澪の代わりに出かけた先で、乱暴され妊娠、中絶、子宮摘出の悲劇に遭う。やがて2人は同じ男性を愛し、男性は澪と結婚。真帆は妹の幸せを願いながらも、妹の夫と不倫を重ねていく…。
これぞ昼ドラ!の王道を行く物語は、主婦に絶大な人気を誇る津雲むつみさんの同名漫画が原作。姉妹愛と男女愛の葛藤、人間の業を描く。